疑問
・RankTracker無料版で使える機能は?
・RankTrackerはどの機能をどういう時に使えばよい?
・RankTracker有料版を使うと何が変わる?
RankTracker(ランクトラッカー)は、無料版でも超優良機能が使えます。しかし、メニューが多く、英語から日本語への和訳もおかしな部分があるため、使いこなすのが難しいSEOツールです。
そこで、この記事では、RankTracker無料版の「キーワード調査」や「競合他社の研究」などのメニューから、おすすめの10機能の使い方を解説します。
記事前半では、RankTracker無料版の導入と設定方法を、後半では各機能の使い方をくわしく解説し、最後に有料版を使うメリットについて紹介します。
なお、RankTrackerの順位チェックツールの使い方はこちらの記事。
無料版と有料版の違いや料金についてはこちらの記事です。この記事では「割引オファー」についても紹介しているので、気になる人はチェックしてください。
Rank Tracker(ランクトラッカー)無料版のダウンロードはこちら
Contents
RankTracker(ランクトラッカー)の導入方法
RankTracker(ランクトラッカー)は専用アプリケーションを無料でダウンロード&インストールして使うタイプのツールです。
ダウンロードは、Rank Tracker単体をダウンロードしてインストールしましょう。
やり方は、下記の記事にまとめてあります。
1)RankTrackerに必要なGoogleサービス
RankTracker(ランクトラッカー)を効果よく使うためには、下記の3つのGoogleサービスが必要です。
- ①Googleアナリティクス(便利)
- ②Search Console(便利)
- ③Google広告(無料版では必須)
③のGoogle広告は、Rank Tracker無料版でキーワード選定するなら必須です。一方、GoogleアナリティクスとSearch Consoleは、接続を要求するメッセージが表示されてから設定すればOKです。
2)RankTracker起動時の設定や手順
ここからは、RankTracker(ランクトラッカー)の設定手順について紹介していきます。
アプリを起動したら、「確認するサイトのURLを入力」という欄に自分のサイトURLを入力。
画面右下の「エキスパートオプションを有効にする」は、GoogleアナリティクスとSearch Consoleの設定をここで行うかを選択するメニューです。
チェックを入れた場合 | GoogleアナリティクスとSearch Consoleの設定を事前にすませることができます。 |
チェックを入れなかった場合 | RankTrackerの機能で必要になった時にログイン画面が表示されます。 |
「エキスパートオプション」にチェックを入れると、GoogleアナリティクスとSearch Consoleの設定画面が表示されます。
Googleアナリティクスを選択して、「クリックしてアカウント設定の入力を行います」をクリック。Googleの認証画面が表示されたら、自分のサイトを登録したGmailアドレスとパスワードで接続します。
設定途中で下記のような画面が表示されたら「アクセスを許可する」をクリックします。
Googleアナリティクスの接続が完了したら、Search Consoleのボタンをクリックし、接続画面が表示されたら「アカウントに接続」をクリックします。Googleの認証画面が表示されるので、Gmailアドレスとパスワードを入力して接続しましょう。
ボタンが緑色になっていれば接続が完了しています。「次へ」ボタンをクリック。
次に、検索順位チェック用のキーワード入力画面が表示されるので、キーワードを1つだけ入力して「次へ」をクリックします。
次は利用する検索エンジンを追加・変更するために、「さらに検索エンジンを追加する」をクリックします。
※後から環境設定で変更することも可能です。
右側の検索ボックスに「japan」と入力して、表示された日本の検索エンジンの「+」ボタンをクリックして追加します。
USAの不要な検索エンジンにマウスオーバーして、表示された「✕」ボタンをクリックして全て削除し、「完了」ボタンをクリックします。
すると、設定した内容で処理がスタートし、画面の左下や右下に処理経過が表示されます。
処理が完了すると、左下のメッセージが「実行中のタスクはありません」に変わります。
これで、最初の起動画面まで完了です。
なお、Rank Tracker無料版の場合は、起動するたびにこれらの設定が必要になります。有料版(Professionalライセンス)を購入して登録すれば、設定は一回で完了です。
次から無料版でも使える「キーワード選定ツール」、「競合分析ツール」の使い方について説明していきます。
SEO対策に使えるRankTracker(ランクトラッカー)のおすすめ10機能
SEO対策に使えるRankTracker(ランクトラッカー)のおすすめ10機能は下記のとおりです。
それぞれの項目のリンクから使い方や活用方法をチェックしてください。
項目 | 内容 | 使い方 |
キーワード調査 | ||
ランキングキーワード | サイトで使っている「キーワード」「ランキング順位」「そのキーワードを使っているURL」「検索数」「KEI」が分かる | ・競合分析 ・キーワード選定 |
キーワードギャップ | 自分のサイトと競合サイトで使っているキーワードを比較して、足りないキーワードを抽出 | ・競合分析 ・キーワード選定 |
検索コンソール | GoogleアナリティクスやSearch Consoleでプロジェクトで登録したサイトの「キーワード」や「クリック数」を抽出 | ・流入キーワード調査 ・キーワード選定 ・検索ボリューム |
キーワードプランナー | 入力したキーワードに関連するキーワードを抽出 | ・キーワード選定 ・検索ボリューム ・キーワードの難易度 |
オートコンプリートツール | 入力したキーワードを元にGoogleなどのサジェストキーワードを抽出 | ・キーワード選定 |
関連する検索 | 入力したキーワードを元にGoogleなどの検索エンジンから関連するキーワードを抽出 | ・キーワード選定 ・検索ボリューム ・キーワードの難易度 |
SERP分析 | ||
SERP分析 | 「キーワードプランナー」などの調査結果から、キーワードの難易度の詳細を調査できる | ・キーワード選定 ・キーワードの難易度 |
競合他社の研究 | ||
ドメインの競合他社 | 同じキーワードでランクされている競合サイトを自動でピックアップ | ・競合分析 |
トピックの競合他社 | 入力したキーワードを元に競合サイトを自動でピックアップ | ・競合分析 |
トップページ | 各ページへの流入キーワード、トラフィック量、キーワードが分かる | ・流入キーワード調査 ・検索ボリューム ・競合分析 |
無料版の順位チェックツールは、保存機能が使えないので利用価値があまりありません。そのため、「キーワード調査」や「競合他社の研究」の機能を使いましょう。
下記の5つの機能はキーワード選定に使える便利な機能です。
RankTrackerの使い方:キーワード調査
この章では、「キーワード調査」に含まれる下記のメニューについて、「使い方」や「活用方法」を紹介していきます。
各機能の詳細と使い方は下記のとおりです。
メニュー名 | 機能詳細 | 使い方 |
1)ランキングキーワード | サイトで使っている「キーワード」「ランキング順位」「そのキーワードを使っているURL」「検索数」「クリック単価」「KEI」が分かる | ・競合分析 ・キーワード選定 |
2)キーワードギャップ | 自分のサイトと競合サイトを比較して、競合サイトにしかないキーワードや重複してきるキーワードなどを抽出できる | ・競合分析 ・キーワード選定 |
3)検索コンソール | GoogleアナリティクスやSearch Consoleを使って、サイトの「キーワード」、「検索数」、「インプレッション」、「ランキング平均」、「クリック数」などを確認できる。 ※Search Consoleの方が有益な情報が取得できる。 |
・流入キーワード調査 ・キーワード選定 ・ランキング平均 ・検索ボリューム |
4)キーワードプランナー | 入力したキーワードに関連するキーワードを抽出する | ・キーワード選定 ・検索ボリューム ・キーワードの難易度 |
5)オートコンプリートツール | 入力したキーワードを元に、検索エンジン(Googleなど)のユーザーが検索でよく使うキーワード(サジェストキーワード)を抽出する | ・キーワード選定 |
6)関連する検索 | 入力したキーワードを元に、検索エンジン(Googleなど)から関連するキーワードを抽出する | ・キーワード選定 ・検索ボリューム ・キーワードの難易度 |
7)関連する質問 | 入力したキーワードに関する質問を抽出できる ※日本語圏には対応していないので基本的に使えませんが |
・記事内容 ・オリジナリティ |
8)TF-IDFエクスプローラー | 日本語ではうまく機能しないようです。 ※競合サイトがよく利用するトピックに関連するキーワードを抽出できる |
・キーワード選定 |
9)キーワードの組み合わせ | 入力したキーワードの組み合わせを作成してくれます。 Google広告で出稿する時に便利な機能 |
・Google広告出稿 |
10)キーワードサンドボックス | 検索した結果が全て蓄積される | ・流入キーワード調査 ・キーワード選定 |
1)ランキングキーワード
ランキングキーワードでは、URLからそのサイトで使っている「キーワード」、「ランキング順位」、「キーワードを使っているURL」を調査できます。URLに競合サイトURLを入力すれば、競合分析に使えます。
1-1)使い方
ランキングキーワードの使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「キーワード調査」>「ランキングキーワード」を選択
- 調査したいサイトのURLを入力
- 検索モードを選択
左上の検索対象が日本になっているのを確認しましょう。
無料版の場合、英語圏になっていることがありますが、ここがずれていると正しい結果が得られません。URLは、自分のサイト以外にも、競合サイトのURLを入力できます。
検索モードには下記のものがありますが、「ドメインとサブドメイン」のままでOKです。
検索モード | 詳細 |
ドメインとサブドメイン | 指定したドメインとサブドメインを検索 |
ドメイン | 指定したドメインのみを検索 |
Prefix | 指定したドメインとフォルダの先頭一致検索(例:site.com/folder/*) |
正確ですURL | 特定のURLのみ(1ページのみ) |
1-2)結果画面に表示される項目
ランキングキーワードの結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
キーワード | サイトで見つかったキーワード | 「>>」アイコンをクリックすると、キーワードでグルーピングできる |
ランキング | 検索順位 | マウスオーバーで表示されるバーガーアイコンで検索順位をチェックできる |
URLが見つかりました | サイト内の各ページURL | マウスオーバーで表示されるアイコンをクリックして、そのページに移動できる |
検索数 | 検索される回数 | - |
オーガニックトラフィック | 広告を利用していない検索からのアクセス数 | - |
競合性 | 競合の強さ | - |
クリック単価 | 1クリックで支払う広告費用 | - |
キーワードの難易度 | キーワード使って上位表示するときの難しさ。 | マウスオーバーで表示されるグラフアイコンでSERP分析ができる |
1-3)活用方法
自分のサイトを入力して検索した場合、自分のサイトで使っているキーワードやそのキーワードの検索順位などがわかります。
同時に検索数や競合性も分かるので、検索数が多くて競合が弱い記事や、リライト対象の記事を見つけることもできます。
競合サイトのURLを入力すれば、競合サイトが使っているキーワードや順位なども調査可能です。
リライト時には、対象のキーワードでランキング上位にあるページと自分のページを比較して、差分や追加情報を探してリライトしましょう。
ランキング上位にあるページは「ランキング」の列にマウスのせると「バーガーアイコン」が表示されます(下記画像)。
バーガーアイコンをクリックすると、検索順位(自分のページの位置)が表示されるので、上にスクロールすれば、ランキング上位ページがすぐにわかります。
「キーワードの難易度」の行にマウスオーバーすると表示される「グラフアイコン」をクリックするとSERP分析のチェックができます。
KEIなどの表示されていない指標は、右側の編集ボタンから追加できます。
メモ
「KEI(キーワード効率指数)」は、競合と検索ボリュームの比率をあらわした指標で、数値が大きいほどアクセスが見込めるキーワードです。ただし競合も強いです。
2)キーワードギャップ
キーワードギャップでは、自分のサイトと競合サイトを比較して、自分のサイトに足りていないキーワードを調べることができます。例えば、自分のサイトが収益化できていない場合、収益化できているサイトと比較することで、稼げるキーワードを見つけられます。
2-1)使い方
キーワードギャップの使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「キーワード調査」>「キーワードギャップ」を選択
- 画面上メニューで「検索エンジン」「デスクトップ/携帯」「ドメイン/ページ」を選択
- 左側入力欄に自分のドメイン/ページを入力(起動時に自分のドメインが自動設定される)
- 比較方法を選択
- 右側入力欄に競合サイトのドメイン/ページを入力(複数登録可)
比較方法は下記のいずれかを選択できます。
アイコン | 比較方法 | 詳細 |
キーワード(サイトのみ) | 自分のサイトにあるキーワードだけ | |
一般的なキーワード(あなたのサイトと任意の競合サイトにある) | 自分のサイトといずれかの競合サイトにあるキーワード | |
一般的なキーワード(あなたのサイトとすべての競合サイトにある) | 自分のサイトとすべての競合サイトにあるキーワード ※競合を複数指定している時に有効 |
|
競合サイトのキーワード(任意の競合サイトにあるがあなたのサイトにない) | いずれかの競合サイトにあって自分のサイトにはないキーワード | |
競合サイトのキーワード(すべての競合サイトにあるがあなたのサイトにない) | すべての競合サイトにあって自分のサイトにはないキーワード ※競合を複数指定している時に有効 |
|
すべてのキーワード | 自分と全ての競合サイトのキーワード |
2-2)結果画面に表示される項目
キーワードギャップの結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
キーワード | 比較方法で抽出したキーワード | 「>>」アイコンをクリックすると、キーワードでグルーピングできる |
検索数 | 検索される回数 | - |
自分のサイトURL | 自分のサイトの検索順位 | マウスオーバーで表示されるバーガーアイコンで検索順位をチェックできる |
競合サイトURL | 競合サイトの検索順位 | マウスオーバーで表示されるバーガーアイコンで検索順位をチェックできる |
競合性 | 競合の強さ | - |
クリック単価 | 1クリックで支払う広告費用 | - |
キーワードの難易度 | キーワード使って上位表示するときの難しさ。 | マウスオーバーで表示されるグラフアイコンでSERP分析ができる |
2-3)活用方法
ドメインで比較する時(サイト全体の比較)は、比較方法で「競合他社のキーワード」を使えば、競合サイトにあって、自分のサイトにはないキーワードが分かります。
一方、ページで比較する時(正確ですURLを選択して比較)は、比較方法で「すべてのキーワード」を使い、順位がついていないキーワードで見分けます。順位がついていなければ、自分のページに欠けているキーワードです。
上記の方法で抽出したキーワードを使って、記事を新規作成したり、リライトができます。
見つけたキーワードを追加する時は、検索数が多く、競合性が低いものを選びましょう。
3)検索コンソール
検索コンソールでは、GoogleアナリティクスやSearch Consoleから抽出した「キーワード」や「クリック数」が分かります。Search Consoleから抽出したデータを使って、リライトする記事の優先順位を決めることができます。
3-1)使い方
検索コンソールの使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「キーワード調査」>「検索コンソール」を選択
- 調査方法で「Google検索コンソール」か「Google Analytics」を選択
RankTracker起動時に、GoogleアナリティクスやSearch Consoleの設定を行っていない場合は、ここで接続が必要になります。
3-2)「Google検索コンソール」結果画面に表示される項目
「Google検索コンソール」選択時の結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。Search Consoleの内容と同じです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
キーワード | Search Consoleから抽出したキーワード | 「>>」アイコンをクリックすると、キーワードでグルーピングできる |
クリック数 | クリックされた回数 | - |
インプレッション数 | Google検索で表示された回数 | - |
CTR | クリック率(クリックされた回数/インプレッション数) | マウスオーバーで表示されるバーガーアイコンで検索順位をチェックできる |
ランキング平均 | Google検索順位の平均 | - |
ページのトップ | 表示されているURL | - |
キーワードの難易度 | キーワード使って上位表示するときの難しさ。 | マウスオーバーで表示されるグラフアイコンでSERP分析ができる |
3-3)「Google Analytics」結果画面に表示される項目
「Google検索コンソール」の結果画面から「Google Analytics」に変更して検索することもできます。
「Google Analytics」選択時の結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
キーワード | Googleアナリティクスから抽出したキーワード | 「>>」アイコンをクリックすると、キーワードでグルーピングできる |
検索数 | Google検索される予想回数 | - |
予想される訪問数 | 検索からサイトにくる訪問者の予想数 | - |
競合性 | 競合の強さ | - |
クリック単価 | 1クリックで支払う広告費用 | - |
キーワードの難易度 | キーワード使って上位表示するときの難しさ。 | マウスオーバーで表示されるグラフアイコンでSERP分析ができる |
3-4)活用方法
Google検索コンソールを使って、リライトする記事の優先順位を決めることができます。
下記の設定内容で、カスタムの絞りこみ条件を設定し、抽出した結果を「インプレッション数」の列でソート(降順)します。
絞り込み項目 | 絞り込み条件 | 設定値 | 連結条件 |
ランキング平均 | >(more than) | 6 | - |
ランキング平均 | <(less than) | 30 | 「AND」で追加 |
CTR | <(less than) | 0.01 | 「AND」で追加 |
この条件で抽出した記事は、検索順位が6~30位の記事で、インプレッション数が多いのに、クリックされていない記事です。
検索順位が低すぎる記事は、リライトしても検索上位を狙うのは難しいので、6~30位くらいの記事を選択してリライトしましょう。
上位表示されているにも関わらずクリックされないのは、メタタグ(titleタグやdescriptionタグ)に魅力的がない可能性もあります。検索キーワードを含めた、クリックされやすい魅力的なタイトルに変更するだけで、アクセスアップにつながることがあります。
4)キーワードプランナー
キーワードプランナーでは、入力したキーワードに関連するキーワードを抽出できます。キーワード選定ツールとしてよく利用する機能です。無料版ではGoogle広告アカウントと接続しないと使えません。
4-1)使い方
キーワードプランナーの使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「キーワード調査」>「キーワードプランナー」を選択
- 検索ボックスにキーワードを入力してEnterキーを押してから検索
検索ボックスにキーワードを入力するときは、キーワードを入力したら、Enterキーを押して緑の囲いを付けましょう。キーワード入力では「Enterキー」や「tab」キーを押すまでは1つのキーワードとして入力されます。
複数のキーワードを入力できます。
キーワードとキーワードの間にスペースを入れて入力し、最後にEnterキーを押せば、2語のキーワードを1キーワードとして登録できます。
4-2)結果画面に表示される項目
キーワードプランナーの結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
キーワード | 入力したキーワードに関連するキーワード | 「>>」アイコンをクリックすると、キーワードでグルーピングできる |
検索数 | 検索される回数(キーワードの検索ボリューム) | - |
予想される訪問数 | 検索からサイトにくる訪問者の予想数 | - |
競合性 | 競合の強さ | - |
クリック単価 | 1クリックで支払う広告費用 | - |
キーワードの難易度 | キーワード使って上位表示するときの難しさ。 | マウスオーバーで表示されるグラフアイコンでSERP分析ができる |
4-3)活用方法
ラッコキーワードを使ったキーワード抽出と、Google広告を使った検索ボリューム確認を、「キーワードプランナー」だけで完結できます。
結果画面から、「検索数」の列が「500」のキーワードを選んで記事を作成しましょう。
500という数値は、Google広告でいう検索ボリュームが「100~1,000」のキーワードです。5,000が「1,000~10,000」の検索ボリュームになります。
自分のサイトのドメインパワーが弱い時は、ビッグキーワード(検索ボリュームが10,000以上)で記事を書いても上位表示できません。逆に検索ボリュームが小さすぎるキーワードも費用対効果が悪いので、500くらいを狙いましょう。
ドメインパワーが強い場合は、検索数の列が5,000のキーワードを狙っていいのですが、最初はドメインパワー相応のキーワードを選んで書いた方が、検索上位を狙いやすいです。
キーワードプランナー機能を使った「キーワード選定方法」は下記の記事でくわしく紹介しています。
Rank Trackerのキーワード選定方法【上位表示しやすいキーワードの見つけ方】
5)オートコンプリートツール
Google検索では、ユーザーが検索ボックスに入力したキーワードに関連あるキーワードを、Googleが自動で補完してくれます。オートコンプリートツールでは、これらのキーワードを抽出できます。ユーザーの検索同行を確認できます。Google広告のアカウント接続が必要です。
5-1)使い方
オートコンプリートツールの使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「キーワード調査」>「オートコンプリートツール」を選択
- 左上にある言語選択で「日本語」を選択
- 検索対象を選択(Google、Bing、Yahoo!、Amazon、Youtube、Ask、Yandex)
- 検索ボックスにキーワードを入力して検索
キーワードは「Enter」キーや「tab」キーを押すまでは1つのキーワードとして入力されます。ビッグキーワード(1語)で検索した方が、関連キーワードを多く抽出できます。
5-2)結果画面に表示される項目
オートコンプリートツールの結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
キーワード | 入力したキーワードとサジェストキーワード | 「>>」アイコンをクリックすると、キーワードでグルーピングできる |
検索数 | 検索される回数 | - |
予想される訪問数 | 検索からサイトにくる訪問者の予想数 | - |
競合性 | 競合の強さ | - |
クリック単価 | 1クリックで支払う広告費用 | - |
キーワードの難易度 | キーワード使って上位表示するときの難しさ。 | マウスオーバーで表示されるグラフアイコンでSERP分析ができる |
5-3)活用方法
ユーザーの検索意図を調査するのに役に立ちます。検索数、予想される訪問数を確認できるので、検索ニーズも確認できます。
結果画面の「検索数」の列が「100-1千」のキーワードを記事にしていきます。
「100-1千」のキーワードが多い場合は、グルーピング(記事使うキーワードを複数ピックアップする)します。グルーピングするして記事で利用することで、包括的な記事を書くことができます。
6)関連する検索
「関連する検索」では、入力したキーワードと一緒に検索されることが多いキーワードを抽出できます。パソコンの検索結果下に表示される「他のキーワード」です。
6-1)使い方
「関連する検索」の使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「キーワード調査」>「関連する検索」を選択
- 左上にある言語選択で「Japan」を選択
- 検索対象を選択(Google、Bing、Ask)
- 検索ボックスにキーワードを入力して検索
「Enterキー」または「tab」を押すまでは1語として入力されます。ビッグキーワード(1語)で検索した方が、関連キーワードを多く抽出できます。
6-2)結果画面に表示される項目
「関連する検索」の結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
キーワード | 入力したキーワードに関連するキーワード(共起語みたいなもの) | 「>>」アイコンをクリックすると、キーワードでグルーピングできる |
検索数 | 検索される回数 | - |
予想される訪問数 | 検索からサイトにくる訪問者の予想数 | - |
競合性 | 競合の強さ | - |
クリック単価 | 1クリックで支払う広告費用 | - |
キーワードの難易度 | キーワード使って上位表示するときの難しさ。 | マウスオーバーで表示されるグラフアイコンでSERP分析ができる |
6-3)活用方法
ユーザーがよく検索するキーワードなので、記事作成に使える有益なキーワードです。
関連する検索の結果画面に表示された「検索数」の列が「100-1千」のキーワードを使って記事を作成しましょう。
7)関連する質問
「関連する質問」は、入力したキーワードに対してよくある質問「キーワード」が検索結果に表示されます。
日本語圏には対応していないので、英語圏での検索結果になる点に注意が必要です。ですが、うまく活用すれば「記事内容」を考えたり、記事に「オリジナリティ」を加えたりしたい時に活用できます。
7-1)使い方
「関連する質問」の使い方は、下記のようになります。
なお、検索ボックスに入力するキーワードは英語で入力してください。
- 左メニュー「キーワード調査」>「関連する検索」を選択
- 左上にある言語選択で「English」を選択
- 検索方法を選択(よくある質問)
- 検索ボックスにキーワードを入力して検索
「検索方法の選択」から「よくある質問」を選択すると言語設定で「English」が選択でき、結果も表示されます。
「検索ボックスに入力するキーワード」は、英語で入力してください。例えば「canva(キャンバ)」のような英語圏でも提供されているサービス名や「cleaning the house(家の掃除)」のようなトピックです。
日本語で入力するキーワードやトピックをGoogle翻訳やDeepLで英語翻訳して入力すればOKです。
7-2)結果画面に表示される項目
「関連する質問」で「よくある質問」で検索した時の結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
キーワード | 入力したキーワードやトピックに関連する質問キーワード | 「+」アイコンをクリックすると、キーワードに追加 |
検索数 | 検索数 | - |
予想される訪問数 | 検索からサイトにくる訪問者の予想数 | - |
競合性 | 競合の強さ | - |
クリック単価 | 1クリックで支払う広告費用 | - |
キーワードの難易度 | キーワード使って上位表示するときの難しさ。 | マウスオーバーで表示されるグラフアイコンでSERP分析ができる |
7-3)活用方法
結果画面の「キーワード」列には、入力されたキーワードに基づいた「質問で使用されるキーワードフレーズ」が表示されます。
これらのフレーズは英語表記ですが、例えば「canva」や「家の掃除」に関する悩みといったテーマは、国を超えて共通のものです。そのため、これらのキーワードフレーズを日本語に翻訳することで、よくある質問を抽出して、ユーザーの「検索意図」を把握できます。
この検索意図を理解することは、「記事構成」や「オリジナル記事作成」において非常に有益です。ユーザーが何を求めているのかを把握することで、より適切で価値のあるコンテンツを提供し、読者のニーズに応えることができます。
これが日本語対応してくれたらかなり便利だと思います。
8)TF-IDFエクスプローラー
競合サイトが頻繁に使用するキーワードを見つけることができるはずですが、うまく機能しないようなので使えません。
9)キーワードの組み合わせ
入力したキーワードを「掛け合わせたキーワード」を作成でき、Google広告を出す時に利用すると便利です。
左メニュー「キーワード調査」>「キーワードの組み合わせ」を選択します。
「単語の組み合わせ」を使えば、「焼肉」「東京」「おすすめ」などの複数のキーワードの組み合わせリストを作成でき、Google広告出稿する時のキーワードを簡単に作成できます。
ただし、無料版だと作ったキーワードをコピペできないので全く使えません。
10)キーワードサンドボックス
「キーワード調査」で検索した結果が全て蓄積されています。
左メニュー「キーワード調査」>「キーワードサンドボックス」を選択します。
絞り込みで「存在場所(Google rel、検索コンソール、Googleオート、Keyword Plannerなど)」を指定することで、どこで調査したキーワードかわかります。
ただし、無料版では今回検索したキーワードしか表示されず、保存もされないので使うことはない機能です。
有料プランであれば、検索データが保存されるので、毎回検索せずにすみます。
RankTrackerの使い方:SERP分析
SERP分析では、入力したキーワードの1~50位にランクインしている競合サイトのドメインパワー、ページランク、競合サイトの分布など、キーワードの難易度の詳細が確認できます。
1)SERP分析の使い方
SERP分析の使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「SERP分析」を選択
- 検索対象を選択(Quick Searchで「japan」と検索して日本の検索エンジンを選ぶ)
- 検索ボックスにキーワードを入力(複数キーワードは不可)
- Analyzeで検索
2)SERP分析の結果画面に表示される項目
SERP分析の結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
Keyword Difficulty(左上の円グラフ) | 順位ランキングの難易度で、数値が高いほどランクインするのが難しい | - |
Rank by Page Strength(右上の棒グラフ) | 検索順位が1~50位のページの強さを棒グラフで表示 | 「Rank by Page Strength」の横にあるプルダウンで、別の項目に変更できる |
Rank | 検索順位 | ・マウスオーバーで表示される矢印アイコンをクリックすると、そのページに移動できる。 ・人アイコンをクリックすると、競合サイトに登録できる。 |
Page Strength | ページの強さ | - |
Page InLink Rank | ページへのバックリンクを使って、ページがどのくらい強いかを表したランキング | - |
Domain InLink Rank | ドメインへのバックリンクを使って、ドメインがどのくらい強いかを表したランキング | - |
Domain Linking to Page | ページにバックリンクしているサイト(ドメイン)の数 | - |
Domain Linking to Site | サイトにバックリンクしているサイト(ドメイン)の数 | - |
Domain Keywords | ドメイン内のキーワード数 | - |
Domain Traffic | ドメインのトラフィック | - |
メモ
InLink Rank(インリンクランク)は、RankTrackerで使われている権威性のことです。ページオーソリティーやドメインパワーと同義語になります。
3)SERP分析の活用方法
左側の円グラフから「キーワードの攻略難易度」が分かります。あまりにも数値が高い場合は、競合が強すぎるので、ブログ初心者は別のキーワードにした方がいいかもしれません。
右側の棒グラフは、1位から50位までの「Rank by Page Strength(ページの強さ)」を視覚的に分かりやすくしているグラフです。
プルダウンメニューから「Rank by Page Strength(ページの強さ)」以外の項目に切り替えて棒グラフを表示できます。
1位から50位までのページの強さ、バックリンク数によるサイトの強さなどの詳細情報を確認できます。
例えば下記の検索では「Page Strength」が弱くても1位を獲得できるのが分かります。
「弱いけど上位表示されているのはなぜか」を分析すると勉強になります。
SERP分析は単体で使うよりも「キーワードプランナー」や「関連する検索」の検索結果からの方が使いやすいです。
「キーワードプランナー」や「関連する検索」などの検索結果に表示される「キーワード難易度」の列にマウスオーバーするとグラフアイコンが表示されるので、これをクリックするとSERP分析に飛んできて分析がはじまります。
SERP分析は、競合サイトの情報が分かるので、選定したキーワードで記事を書くかを判断するのに使えます。
ページやドメインが強いサイトばかりで上位を占めている場合は、そのキーワードで記事を書くのはやめた方がいいかもしれません。
逆に、弱いサイトばかりが上位にいる場合はチャンスです。
RankTrackerの使い方:競合他社の研究
「競合他社の研究」には下記のメニューがあります。
自分のサイトと競合サイトの比較ができます。無料版だと表示数が制限されます。
各機能の詳細と使い方は下記のとおりです。
メニュー名 | 機能詳細 | 使い方 |
1)ドメインの競合他社 | 同じキーワードでランキングされている競合サイトを自動でピックアップ | ・競合分析 |
2)トピックの競合他社 | 入力したキーワードを元に競合サイトを自動でピックアップ | ・競合分析 |
3)トップページ | 各ページへの流入キーワード、トラフィック量、キーワードが分かる | ・流入キーワード調査 ・検索ボリューム ・競合分析 |
1)ドメインの競合他社
ドメインの競合他社では、同じキーワードで検索されている競合サイトを自動でピックアップしてくれます。無料版だと2サイトしか表示されません。
1-1)使い方
ドメインの競合他社の使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「競合他社の研究」>「ドメインの競合他社」を選択
- 検索ボックスに自分のサイトのURLを入力
- 検索モードは「ドメインとサブドメイン」を選択して検索
1-2)結果画面に表示される項目
ドメインの競合他社の結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
競合他社 | 競合他社のURL | ・マウスオーバーで表示される矢印アイコンをクリックすると、そのページに移動できる。 ・人アイコンをクリックすると、競合サイトに登録できる。 |
交差点 | 独自のキーワード(左)、交差するキーワード(中)、競合他社固有のキーワード(右)の割合を帯グラフで表示(パーセンテージは「交差するキーワード」) | - |
独自のキーワード | 自分のサイトだけにあるキーワード数 | マウスオーバーで表示される虫眼鏡アイコンをクリックすると、キーワードギャップの「キーワード(サイトのみ)」の抽出結果が表示される |
交差するキーワード | 自分のサイトと競合サイトの両方にあるキーワード数 | マウスオーバーで表示される虫眼鏡アイコンをクリックすると、キーワードギャップの「一般的なキーワード(あなたのサイトと任意の競合サイトにある)」の抽出結果が表示される |
競合他社固有のキーワード | 競合サイトだけにあるキーワード数 | マウスオーバーで表示される虫眼鏡アイコンをクリックすると、キーワードギャップの「競合他社のキーワード(任意の競合サイトにあるがあなたのサイトにない)」の抽出結果が表示される |
競合他社の合計キーワード | 競合サイトにあるキーワードの合計数 | マウスオーバーで表示される虫眼鏡アイコンをクリックすると、ランキングキーワードで「競合他社のURL」が入力された抽出結果が表示される |
オーガニックトラフィック | 広告を利用していない検索からアクセス数 | - |
1-3)活用方法
自分のサイトと競合サイトのキーワード数を比較できます。
表示されている競合サイトの行にマウスオーバーすると、独自のキーワード、交差するキーワード、競合他社固有のキーワード、競合他社の合計キーワードの列に「虫眼鏡アイコン」が表示されます。このアイコンをクリックすると「キーワードギャップ」に移動して、競合サイトとのキーワードの差を表示してくれます。
無料版の場合は、結果に2サイトしか表示できませんが、この2サイトをさらに「ドメインの競合他社」に入力して検索すれば、複数の競合サイトを抽出できます。
メモ
ランキングされているサイトの競合調査なので、自分のサイトの検索数が少ない場合は競合サイトも表示されません。
2)トピックの競合他社
トピックの競合他社では、入力したキーワードを元に競合サイトを自動でピックアップしてくれます。無料版だと2サイトしか表示できません。
2-1)使い方
トピックの競合他社の使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「競合他社の研究」>「トピックの競合他社」を選択
- 検索ボックスにキーワードを入力してサーチ
2-2)結果画面に表示される項目
トピックの競合他社の結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
競合他社 | 競合他社のURL | ・マウスオーバーで表示される矢印アイコンをクリックすると、そのページに移動できる。 ・人アイコンをクリックすると、競合サイトに登録できる。 |
交差点 | 入力したキーワードと競合サイトとのマッチ度をパーセンテージで表示 | - |
競合他社の合計キーワード | 競合サイトにあるキーワードの合計数 | マウスオーバーで表示される虫眼鏡アイコンをクリックすると、ランキングキーワードで「競合他社のURL」が入力された抽出結果が表示される |
オーガニックトラフィック | 広告を利用していない検索からアクセス数 | - |
ページInLinkランク | ページへのバックリンクを使って、ページがどのくらい強いかを表したランキング | - |
ドメインInLinkランク | ドメインへのバックリンクを使って、ドメインがどのくらい強いかを表したランキング | - |
ページにリンクしているサイト | ページにバックリンクしているサイト(ドメイン)の数 | - |
ドメインにリンクしているサイト | サイトにバックリンクしているサイト(ドメイン)の数 | - |
2-3)活用方法
新規サイトやブログ作成する時に、キーワードを使って競合サイトを分析する時に便利です。
表示されているサイトの行にマウスオーバーすると、「競合他社の合計キーワード」の列に「虫眼鏡アイコン」が表示されます。このアイコンをクリックすると「ランキングキーワード」に移動して、競合サイトで使われているキーワードの詳細が表示されます。
3)トップページ
各ページへの流入キーワード、トラフィック量が全てわかります。競合サイトの収益化キーワードなどを調べる時に、めちゃくちゃ便利です!
3-1)使い方
トップページの使い方は、下記のようになります。
- 左メニュー「競合他社の研究」>「トップページ」を選択
- 調査したいサイトのURLを入力
- 検索モードは「ドメインとサブドメイン」を選択してサーチ
検索対象が「Japan以外」になっている場合は「Japan」に設定します。また、検索対象を「デスクトップ」と「携帯」に切り替えることができます。
3-2)結果画面に表示される項目
トップページの結果画面に表示される主要な項目は、下記とおりです。
項目名 | 項目詳細 | サブメニュー |
Page | ページURL | マウスオーバーで表示される矢印アイコンをクリックすると、そのページに移動できる |
オーガニックトラフィック | 広告を利用していない検索からアクセス数 | - |
Traffic Value | トラフィックの価値を価格で表示 | - |
Keywords | ページで使われているキーワードの数 | マウスオーバーで表示される虫眼鏡アイコンをクリックすると、ページで使われているキーワードを「ランキングキーワード」で確認できる |
ページInLinkランク | ページへのバックリンクを使って、ページがどのくらい強いかを表したランキング | - |
ページにリンクしているサイト | ページにバックリンクしているサイト(ドメイン)の数 | - |
Top Keyword | アクセス数に一番貢献しているキーワード | - |
Top Keyword Traffic | Top Keywordによるアクセス数 | - |
3-3)活用方法
この機能を使えば、競合サイトの収益化キーワードや収益化方法の調査ができます。
結果画面を「オーガニックトラフィック」が多く、「Traffic Value」が高いページが収益源となっている可能性があります。ここで見つけたページに実際にアクセスして、アフィリエイトリンクなどを確認すれば、収益化方法がわかります。また「Top Keywords」で収益化キーワードもわかります。
表示されている行にマウスオーバーすると、「Keywords」の列に「虫眼鏡アイコン」が表示されます。アイコンをクリックすると「ランキングキーワード」に移動して、そのページで使われている全キーワードを確認できます。
RankTracker(ランクトラッカー)でドメインの強度を確認できる
RankTracker(ランクトラッカー)でもドメインパワー(ドメインの強さ)を確認することができます。
1)ドメインの強度の使い方
- 左メニュー「ドメインの強度」を選択
Rank Trackerでは、0~10の値で、ドメインエイジ、被リンクなどの複数の指標を元にドメインパワーを算出しています。
作成したばかりのサイトだと0に近い数値になります。
RankTracker(ランクトラッカー)を使えば稼げるのか?
疑問
RankTracker(ランクトラッカー)を使えば稼げるのか?
利用した人が全員稼げているとは限りません。しかし、稼いでいる人は、少なからず利用しており、正しく使えば稼ぎやすくなるのは事実です。
稼いでいる人の稼ぐ方法は、競合他社調査の「トップページ」機能で分析できます。
この機能を使って、稼いでいる人のブログURLをチェックすると「集客・収益キーワードや収益化の仕組み(アフィリエイト、リストマーケティングなど)」を分析できます。その方法を理解できれば、収益化も早くなります。
ただし、ブログテーマやトピックの選び方、キーワード選定力、記事構成力、文集力も必要で、やり続ける努力も大切です。
RankTracker(ランクトラッカー)のようなSEOツールを使って、効率よく作業しつつ、あきらめずに継続していくことが重要です。
RankTracker(ランクトラッカー)有料版は必要なの?
この記事で紹介した機能は、RankTracker(ランクトラッカー)無料版で利用できるため、キーワード選定も無料でできます。
ですが、キーワード選定結果を検証するための「検索順位チェックツール」が、無料版だとほぼ使えません。データ保存ができないので毎回キーワードを入力したり、順位をエクセルなどに手動でコピー保存したりする必要があります。
特に初心者の場合は、自分のやっている事が本当に正しいのか不安になったり、正しいと思っていたことが間違っていたりすることもよくあるため、検証はとても大切です。
RankTracker有料版にするメリットはここにあります。
1)有料版にするメリットは?
有料版にする最大のメリットは、自分のやっている事が正しかどうか、検索順位チェックツールを使って効果検証ができることです。
キーワード選定、記事構成、タイトル変更などの施策を検証できなければ、なにが成功で、なにが失敗だったかを判断できません。
検索順位チェックツールを使って継続的に順位をチェックすることで、順位が上がった時の施策を成功と判断できます。
無料版ではコピペも利用できないので、手動で結果を書き写す作業が必要になるのですが、これは途中で絶対に嫌になります。その時間を記事作成にあてた方が費用対効果は高いです。
この他、有料版には下記のメリットもあります。
- どのくらいで検索順位がつくかが分かる
- どういうキーワードなら順位がつくかが分かる
- リライトのタイミングに気づくことができる
- リライトの効果検証ができる
- モチベーションアップにつながる
有料版の場合は下記の機能が使えるようになり、機能的にも便利です。
- プロジェクトやキーワードデータの保存ができる
- クリップボードへのコピーができる
- 検索順位チェックのスケジューリングができる
- Google広告なしでキーワードプランナーが使える
2)RankTracker(ランクトラッカー)有料版の料金は?
個人でRankTracker有料版を利用する場合は「Professionalライセンス」の契約になり、利用金は$149/年(税込$163.90)になります。月払いはありません。
RankTracker(PROFESSIONALライセンス)の税込利用料金は「$163.90」ですが、購入時に「表示通貨を日本円(JPY)」に変更することで、日本価格で購入できるようになります。
現在(2024年9月)、ドル円相場は1ドル=142.46円となっています。この相場をもとにライセンスを「USD」で購入すると「税込23348.74円」になります(クレジットの場合は、実際に利用確定したタイミングでのドル円相場になります)。しかし、表示通貨を「JPY」に切り替えることで、よりお得な「税込21,999円」で購入可能です。
このように、通貨の選択によって実際の支払い額に大きな差が生じるため、購入時には通貨設定に注意が必要です。
RankTrackerの日本価格は固定ではないため、円高になれば「USD」で購入した方が安くなる可能性もあるので覚えておきましょう。
なお、RankTrackerには「割引オファー」があります。気になる人は下記の記事を参照してください。
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RankTracker無料版から試してみて、自分にあっていたら有料版のProfessionalライセンスを購入するといいと思います。
Rank Tracker(ランクトラッカー)無料版のダウンロードはこちら
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