Rank Trackerの検索順位チェックツールの使い方【順位チェックをサイト改善に活かす方法】

2021年9月23日

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疑問

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックツールの使い方が分からない。
どうやってサイト改善に活かせすの?

検索順位チェックツールで設定する項目や、チェック結果からサイト改善につながる情報を見つける方法も紹介します。

※有料版での使い方なので、無料版でやろうとすると使えない機能があります。

Rank Trackerライセンス選択(購入)はこちら

Rank Trackerの検索順位チェックツールの使い方

順位チェックは、以下ようにすすめます。

Rank Trackerの検索順位チェックの手順

  • プロジェクトを作成する
  • Rank Trackerの基本設定
  • キーワードを登録して順位チェックする
  • ランキングデータをサイト改善に活かす方法

プロジェクト作成は、すでにあるならスキップして大丈夫です。

※無料版の場合は、プロジェクトの保存できないので起動するごとに作成が必要です。

Rank Trackerでプロジェクトを作成する

Rank Tracker(ランクトラッカー)では、プロジェクトという単位で作業をします。

初回起動時に登録したサイトで一つ作成しているはずですが、作成をしなかった場合や新しくサイトを追加する場合は、下記の方法で作成できます。

プロジェクトを作成するには、「ファイル」>「新規プロジェクト」をクリックします。

Rank Tracker(ランクトラッカー)で新規プロジェクトを作成する

自分のサイトURL(例:https://xxxxxxx.com/)を入力して、「完了」をクリックします。

「エキスパートオプションを有効にする」のチェックははずしてOKです。

メモ

「エキスパートオプション」は、Googleアナリティクスとサーチコンソールを設定するためのものですが、それが必要な時に表示されるのでここで設定しなくても大丈夫です。

Rank Tracker(ランクトラッカー)でプロジェクト名を入力する

自動でキーワードが抽出されてチェックがスタートするので、完了するまで待ちます。左下に「実行中のタスクはありません」と表示されれば完了です。

自動で追加されたキーワードを削除するため、削除したい行を選択して、右クリックメニューから「選択したレコードのタグを削除する」を選択します。

※「Ctrl+A」で全選択できます。

Rank Tracker(ランクトラッカー)で自動で追加されたキーワードを削除する

削除が完了したら、右上にある「保存」ボタンをクリックして、プロジェクトの保存先を指定して「保存」します。

Rank Tracker(ランクトラッカー)のプロジェクトを保存する

これでプロジェクトの追加は完了です。

Rank Trackerの基本設定

プロジェクトを作成したら、Rank Trackerの基本設定ができるようになります。

メモ

Rank Trackerの基本設定は、プロジェクトがないと設定できません。設定は、プロジェクトごとに必要です。

使用する検索エンジンを変更する

「環境設定」>「使用する検索エンジン」をクリック。

Rank Tracker(ランクトラッカー)で使用する検索エンジンを設定する

検索ボックスに「japan」と入力して日本語の検索エンジンだけ表示させます。

表示された検索エンジンの「+」をクリックして、左側のボックスに追加します。

追加したら、USAなどの不要な検索エンジンを「✕」をクリックして削除します。

Rank Tracker(ランクトラッカー)で日本語の検索エンジンを追加してUSAの検索エンジンを削除する

正しい検索エンジンを指定しないと、正しい順位チェックができないので必ず設定しましょう。

検索順位チェック範囲を100にする

メニューから「プロジェクトの環境設定」>「ランキング確認モード」をクリックして、「確認する結果の最大数」を100に変更します。

※もしくは「環境設定」>「ランキング確認モード」からも変更できます。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックの範囲を100にする

メニューを日本語に変更する

メニューが英語表示の場合は、パーソナライズで日本語に変えることができます。

メニューから「グローバル環境設定」>「パーソナライズ設定」をクリックして、「日本語」を選択します。

※もしくは「環境設定」>「パーソナライズ」からも変更可。

Rank Tracker(ランクトラッカー)のパーソナライズを日本語にする

Google関連ツールの設定

Google関連ツールの設定は、下記の場所で設定・変更できます。

Rank TrackerでGoogle関連ツールを設定できる場所

  • 「環境設定」>「Google Analytics」
  • 「環境設定」>「Google検索コンソール」
  • 「環境設定」>「SEO/PPCデータ」

設定情報は保存されるので、一度設定すればOKです。

Rank Trackerでキーワードを登録して順位チェックする

Rank Trackerの検索順位チェックは「ランクトラッキング」メニューで行います。

「ターゲットキーワード」>「ランクトラッキング」をクリック。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の「ランクトラッキング」メニューで検索順位チェックを行う

Rank Trackerで順位チェックする手順は下記のとおりです。

順位チェックする手順

  • 1)キーワードを登録する
  • 2)検索順位チェックに表示する項目を編集する
  • 3)スケジュールを登録して順位チェックする
  • 4)検索順位チェックを実行する
  • 補足1)リライトした時は「注意」を追加する

1)キーワードを登録する

「キーワードの追加」をクリック。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックのキーワードを登録する

キーワード入力欄が表示されるので、順位チェックしたいキーワードを1行ずつ追加します。

タグも追加でき、一つのキーワードに複数設定できます。分かりやすいタグを追加しましょう。

おすすめのタグ

  • 新記事
  • リライト
  • 誘導(※広告主側に誘導する重要ページに追加)

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックのキーワードにはタグを付けられる

順位チェックしたい検索エンジンを選択すれば、登録完了です。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックする検索エンジンを選ぶ

2)検索順位チェックに表示する項目を編集する

初期状態のままだと、検索順位チェックの結果画面に表示される項目がほとんどないので「項目編集」ボタンをクリックして追加します。

おすすめのチェックを入れる項目は下記の項目です。

※項目の順番は、ドラッグして入れ替えることができます。

おすすめの検索順位チェックで表示する項目

  • キーワード
  • 検索数
  • ランキングページ
  • 可視性
  • タグ
  • 注意
  • Google.co.jp Rank
  • Google.co.jp 差異
  • Google.co.jp(Mobile) Rank
  • Google.co.jp(Mobile) 差異
  • Bing JP Rank
  • Bing JP 差異
  • Yahoo.co.jp Rank
  • Yahoo.co.jp 差異

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックで表示する項目を編集する

a)「項目編集」に表示したい検索エンジンがない場合

項目編集メニューに「Google.co.jp(Mobile)」や「Bing JP Rank」が表示されていない場合は、検索エンジンを追加していない可能性があります。

グローバルメニューの「環境設定」>「使用する検索エンジン」で、利用したい検索エンジン(Google.co.jp(Mobile)やBing JP Rank)を追加しましょう。

追加方法は、この記事の「使用する検索エンジンを変更する」を参照してください。

3)スケジュールを登録して順位チェックする

Rank Trackerには、スケジュール機能があり、設定した時間に自動でチェックを開始してくれます。

起動を忘れてしまった場合は、別の方法(後述)がありますが、まずはスケジュール設定がおすすめです。

※ただし、Rank Trackerを起動しておく必要があります。

左メニューから「ターゲットキーワード」>「ランクトラッキング」を選択して、「Schedule Tasks & Alerts」をクリックします。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックのスケジュールを設定する方法

「追加する」をクリック。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックのスケジュールを追加する

「検索エンジンのランキングを確認」を選択して次に進みます。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェック以外にもスケジュール設定ができる

プロジェクトを選択します。

※複数のプロジェクトがあれば、チェックして複数選択できます。

プロジェクトが複数ある場合、どのプロジェクトのスケジュール設定を行うか選択できる

スケジュールを定期的に実行する「間隔」や「開始時間」を設定します。

※間隔は「毎日」にします。

「失敗した時にタスクを再実行する」や「プロジェクトの自動保存にチェックを入れておきます。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックの実行間隔や時間を設定する

メールにアラートを送信するための設定もできます。

必要なものに数値を入れて設定し、チェックを入れ有効にします。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックの順位変動をメール通知できる

スケジュールのタスク名を入力します。

Rank Tracker(ランクトラッカー)のスケジュールに分かりやすいタスク名を設定する

これでスケジュール設定完了です。

「環境設定」>「Scheduled Tasks & Alerts」から設定したスケジュールのオン・オフができます。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックのスケジュールタスクはON・OFFができる

4)検索順位チェックを実行する

複数のプロジェクトを登録していて、全て更新する場合は、右上メニューの「すべてチェックする」をクリックします。

表示しているプロジェクトを部分的に更新したい場合は、左側の「ランキングを確認」をクリックして、更新方法を選択して更新します。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックでチェックを開始する方法

毎日継続して実行すると、前回計測とのランキングの「差異」が表示されます。

Rank Tracker(ランクトラッカー)の検索順位チェックを継続すると「差異」が表示される

補足1)リライトした時は「注意」を追加する

リライトした時にどのくらいで効果がでてくるかを確認するために、リライト日をメモしておきましょう。

「注意」項目を使えば、繰り返し修正ができるので便利です。

「項目編集」>「注意」にチェックを入れます。

Rank Trackerでリライトした時に使うと便利な項目が「注意」

注意項目をダブルクリックすると、文字が入力できるようになるので、リライトした日付や時間などを入力しておきましょう。

Rank Trackerの「注意」項目にはダブルクリックして文字を入力できる(リライトした日を入力すれば便利)

タグで日付を入力するとどんどん増えてしまうので「注意」項目の方がおすすめです。

ちなみに、いつからキーワードを追加してRank Trackerで計測しはじめたかは「項目編集」>「開始日」にチェックを入れると分かります。

あまり項目を増やしたくない場合は、リライト時と同じように「注意」に投稿日付などを書いておきましょう。

Rank Trackerでいつ計測を始めたかが分かる「開始日」項目

補足2)ワークスペースを追加して確認したい指標をまとめる

「ランクトラッキング」では、新しいワークスペースを追加して、特定の指標を別タブで表示できます。

タブメニューにある「+」ボタンをタップすると指標一覧が表示されます。表示させたい指標にチェックを入れて「OK」をクリックすれば完了です。

一つのワークスペースに指標を詰め込み過ぎると見づらくなるので、リライトした時の「注意」「開始日」「Google.co.jp(差異)」などを別ワークスペースにしておくと見やすくなります。

RankTracker(ランクトラッカー)の順位チェックでワークスペースを追加して特定の項目を表示できる

作成したワークスペースを編集したい場合は、タブに表示される下向きの三角ボタンをクリックすると編集メニューが表示されます。

ワークスペースを再編集する場合は、タブの三角メニューをクリックする

追加で表示したい指標に「GA」や「グーグル検索コンソール」と書かれているものは、GoogleアナリティクスやSearch Consoleと連携しないと表示できません。

Googleとの連携は「プロジェクトの環境設定」からできます。

RankTracker(ランクトラッカー)の指標で「GA」や「グーグル検索コンソール」と書かれている指標は、Googleと連携しないと表示されない

順位チェックをサイト改善に活かすには?

順位チェックをサイト改善に活かすには、チェック結果で下記の変動に注目します。

検索順位チェックで注意する点

  • 徐々に順位が上がっているキーワード
  • 徐々に順位が下がっているキーワード
  • 50位圏内にあがってこないキーワード
  • 10位圏内にあがってこないキーワード

徐々に順位が上がっているキーワード

キーワード選定の成功事例です。

合わせてPVもアップしているかを確認しましょう。

徐々に順位が下がっているキーワード

10位圏内のキーワードが、徐々に順位が下げている場合は要注意です。

競合が記事をリライトして、上位にランクインしてきた可能性があります。

競合記事を分析しつつ、順位を維持できるように、自分の記事のリライトが必要です。

50位圏内にあがってこないキーワード

50位圏内にあがってこないキーワードや、ランキング圏外のキーワードは、キーワード選定の見直しが必要かもしれません。

キーワードの難易度、競合性が高くないかを再チェックします。

その結果から、記事をリライトするか、もしくは新しい記事を書くかを決めます。

投稿数が少ない時やキーワードの難易度が高すぎる時は、リライトよりも新規記事に注力したほうがいいです。

※ブログを始めたばかりだと、なかなか100位圏内にあがってこないこともあります。

10位圏内にあがってこないキーワード

20位あたりにいて、10位圏内にあがってこない場合は、上位10件の競合サイトの記事内容を分析して、ユーザーの検索意図を確認します。

自分の記事に書かれていない内容を補完したり、競合で扱っていないオリジナル情報などを追加してリライトします。

【まとめ】Rank Trackerの検索順位チェックの使い方

Rank Trackerの検索順位チェックを使う場合、まずは、仮プロジェクトを作成して、必要な基本設定を行います。

次に下記の手順でPDCAを回してサイト改善を行います。

  • キーワードを選定する
  • キーワードで記事を書く
  • 検索順位チェックを実行する

検索順位チェックの結果では下記の点に注意します。

検索順位チェックで注意する点

  • 徐々に順位が上がっているキーワード
  • 徐々に順位が下がっているキーワード
  • 50位圏内にあがってこないキーワード
  • 10位圏内にあがってこないキーワード

検索順位チェックを利用する場合は、機能制限がないRank Tracker有料版がおすすめです。

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