シンレンタルサーバーとエックスサーバーを徹底比較:評判やメリット・デメリットを紹介!

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サーバーの性能はエックスサーバーと同じで利用料金が安いのが「シンレンタルサーバー」です。

エックスサーバーは安定性を重視、シンレンタルサーバーは最新技術の導入を重視したサーバーとなっているのがですが、違いがよく分からないと思います。

そこで、以下から二つのサーバーを比較した違いやメリット・デメリットについて紹介します。

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シンレンタルサーバーとは?

シンレンタルサーバーは、エックスサーバー株式会社が、2021年5月よりスタートさせたレンタルサーバー事業です。

開始当初は、wpXシン・レンタルサーバーという名称でしたが、2022年2月に「シン・レンタルサーバー」に名称変更しており、サービスを開始した目的は「最新技術を積極的に導入し、コスパ・性能ともに圧倒的No.1を目指す」となっています。

エックスサーバーと同じ会社が運営している

シンレンタルサーバーは、エックスサーバーと同じ「エックスサーバー株式会社」が運営しています。

エックスサーバーは、2003年からサービス提供している老舗のレンタルサーバーで、速い、安定しているという理由から多くのブロガーが利用しており、名実ともに国内ナンバーワンとなっています。

エックスサーバーでの運営ノウハウがシンレンタルサーバーでも活かされており、管理画面の見やすさなどは同じで安心して利用できます。

シンレンタルサーバーとエックスサーバーを徹底比較

ここでは、シンレンタルサーバーの「ベーシックプラン」とエックスサーバーの「スタンダードプラン」を下記の6つの項目で比較します。

1)料金プランを比較

シンレンタルサーバーもエックスサーバーもキャンペーンなどで、初回は利用料金が割引されることが多いのでキャンペーンが終了した後の通常料金で比較してみました。

どちらも初期費用は0円となっており、契約期間が長いほど月額料金が安くなります(2023年10月時点)。

契約期間 シンレンタルサーバー
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
月額 年額(合計) 月額 年額(合計)
12カ月契約 880円 10,560円 1,100円 13,200円
24カ月契約 825円 19,800円 1,045円 25,080円
36カ月契約 770円 27,720円 990円 35,640円

1年契約(12カ月契約)で比較するとシンレンタルサーバーの方が2,640円安くなり、3年契約(36カ月契約)すると7,920円も安くなります。

シンレンタルサーバーのサービス理念通り、利用料金においてはシンレンタルサーバーの方がお得です。

2)主な仕様を比較

シンレンタルサーバーとエックスサーバーの主な仕様の比較一覧です。

内容 シンレンタルサーバー
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
無料お試し期間 10日間 10日間
永久無料独自ドメイン 1つ 2つ
vCPU 6コア 6コア
メモリリソース保証 8GB 8GB
ディスクスペース(NVMe) 300GB 300GB
転送量課金 なし なし
データベース MySQL(無制限)
SQLite
MySQL(無制限)
SQLite
無料独自SSL 無料 無料
独自ドメイン 利用可 利用可
マルチドメイン 無制限 無制限
サブドメイン 無制限 無制限
FTP 利用可 利用可
メールアカウント 無制限 無制限
サポート メール可(無料)
電話可(無料)
設定代行(オプション)
メール可(無料)
電話可(無料)
チャット可
設定代行(オプション)

主な仕様においては「永久無料独自ドメイン(サーバーを利用している間は無料で利用できるドメイン)」の数が異なり、シンレンタルサーバーは1つ、エックスサーバーが2つ利用できます。

どちらも永久無料でドメインを利用できるのは、「.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site」の中からです。

なお、ドメインだけを個別で契約すると、最安のFC2ドメインで1,100円くらいかかります。

また、サポート面では、エックスサーバーは「オペレーターにチャットで相談」ができますが、シンレンタルサーバーではチャット相談ができません。

3)サーバープログラムを比較

シンレンタルサーバーとエックスサーバーのサーバープログラムの比較一覧が以下の表です。

エックスサーバーはPHP5にも対応していますが、シンレンタルサーバーはPHP7以上となっています。古いバージョンのPHPが使えるのはよいのですが、セキュリティなどの問題があるため非推奨となっています。

なお、どちらのサーバーも簡単にPHPのバージョンアップが可能です。

内容 シンレンタルサーバー
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
オリジナルCGI Perl、Ruby、Pythonなど Perl、Ruby、Pythonなど
PHP PHP8/PHP7 PHP8/PHP7/PHP5
Cron 利用可 利用可
SSI 利用可 利用可

4)運営サポート機能を比較

シンレンタルサーバーとエックスサーバーの運営サポート機能を比較したものが以下の表になります。

運営サポート機能とは、サーバー運営時にあると便利な機能のことで「WordPressなどの簡単インストール機能」、「サーバーの自動バックアップ」、「サイトを高速化する機能」などをさしています。

どちらのサーバーも同じ機能が利用できるため、この機能での差異はありません。

内容 シンレンタルサーバー
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
プラン変更 上位・下位へのプラン変更可 上位・下位へのプラン変更可
簡単インストール WordPressやEC-CUBEなどをボタン一つでインストールできる WordPressやEC-CUBEなどをボタン一つでインストールできる
nginx
Xアクセラレータ
HTTP/2
FastCGI
OPcache
ブラウザキャッシュ設定
XPageSpeed
自動バックアップ
RAID構成 RAID10 RAID10
WAF
Webページアクセス制限
SSH
.htaccess編集機能
リソースモニター

5)WordPress運用支援・セキュリティ設定を比較

WordPressに特化した運用支援機能やセキュリティ設定の比較一覧です。

WordPressをボタン一つでインストールできる「WordPress簡単インストール」や「国外IPアドレスからログイン画面などへのアクセスを制限する機能」などがどちらのサーバーにもついおり、同じ機能が利用できます。

内容 シンレンタルサーバー
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
WordPress簡単インストール
無料テーマ簡単インストール
WordPress簡単移行
ログイン試行回数制限
国外IPアドレスからのアクセス制限
大量コメント・トラックバック制限
国外IPアドレスからのコメント・トラックバック制限

この他、どちらサーバーにも「KUSANAGI」と呼ばれるWordPressの高速化チューニングが施された仮想マシン(およびイメージ)が導入されており、WordPressの処理速度は最速クラスに近い状態となっています。

6)メール機能を比較

メールに関する機能の比較一覧が下記の表です。

複数の相手に同じ内容のメールを送信することができる「メーリングリスト機能」や情報発信用の「メールマガジン機能」がどちらのサーバーでも利用できます。

アンチウィルスやスパムフィルターなどのメールセキュリティが施されており、パソコン、スマートフォン、タブレットを使って、Webブラウザからメールの送受信を行うことができる「Webメール」も利用可能です。

内容 シンレンタルサーバー
(ベーシックプラン)
エックスサーバー
(スタンダードプラン)
メーリングリスト
メールマガジン
SMTP-AUTH
IMAP
メールセキュリティ アンチウィルス
スパムフィルターなど
アンチウィルス
スパムフィルターなど
Webメール
メール転送
メール自動返信

7)PageSpeed Insightsを使った比較

シンレンタルサーバーとエックスサーバーを同じテーマ(Twenty Twenty-One)を使って、PageSpeed Insightsで比較してみました。

※シンレンタルサーバーは「ベーシックプラン」で、エックスサーバーは「スタンダードプラン」を利用しています。

【エックスサーバーとシンレンタルサーバーの比較】PageSpeed Insightsを使った初期状態での比較

どちらもパフォーマンスは100で、ページの表示速度もほぼ同じでした。

補足)用語まとめ

分かりにくい用語は下記にまとめたので参考にしてください。

コア 処理をする頭の数。コア数が多い方が並行処理できる数が増えて有利。
メモリ データを読み込む場所。メモリ多い方ほど処理が速くなる。
NVMe SSDの高速性を最大限に発揮インターフェース。
nginx 突発的にアクセスが集中した場合でも、安定したサイト運営ができるようにする機能。
Xアクセラレータ 【Webサイト高速化】
静的ファイルの高速化やPHPプログラムの高速化。
HTTP/2 【Webサイト高速化】
HTTPS通信で並列処理ができる仕組み。
FastCGI 【Webサイト高速化】
PHPなどのプロセスの起動/終了に伴うCPUへの負荷を軽減する仕組み。
OPcache 【Webサイト高速化】
PHPにアクセスがあった場合、キャッシュを利用することでCPU負荷の軽減する仕組み。
XPageSpeed 【Webサイト高速化】
Webサイトが表示されるタイミングで自動的に表示データの最適化を行う機能。
WAF Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃を防ぐためのWAF(Webアプリケーションファイアウォール)の設定できる機能。
RAID構成 耐障害性を強化するためのサーバー構成。

シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違い

シンレンタルサーバーとエックスサーバーを比較した結果、サイトで提供されている情報から確認できる機能的な違いは下記の四つです。

①チャットサポート ・シンレンタルサーバーは不可
・エックスサーバーは可能
②永久無料独自ドメイン ・シンレンタルサーバーは1つ
・エックスサーバーは2つ
③PHPバージョン ・シンレンタルサーバーはPHP7以上
・エックスサーバーはPHP5、およびPHP7以上
④アダルトサイト ・シンレンタルサーバーは可(無修正・児童ポルノなど、法令又は公序良俗に反する内容は禁止)
・エックスサーバーは不可(風俗店・アダルトグッズ・同人系コンテンツの運用は可)

なお、サイト上のスペック情報を見る限りでは、シンレンタルサーバーもエックスサーバーも性能は同じに見えます。

「新機能の迅速な導入」と「安定性」のどちらを選べばよいか

シンレンタルサーバーのサイト上では、エックスサーバーとの違いについて下記のメッセージが掲載されています。

「シン・レンタルサーバー」では、新機能の迅速な導入やコスパを重視する一方、「エックスサーバー」では、安定性や充実したサポート体制を重視しています。
引用:シン・レンタルサーバー

「新機能の迅速な導入」とは、新機能を導入するにあたり、ある程度検証して問題なければ導入するという意味で、「安定性」というのは徹底的に検証して不具合が起きないのが分かったら導入するというイメージだと思います。

「安定性」重視の方が安心ですが、シンレンタルサーバーがサーバー停止してしまうような「新機能の迅速な導入」はしないと思うし、さらにサービスの信頼を失うような機能導入も行わない考えられます。

そのため、「新機能の迅速な導入」に関しては、大規模な新機能の導入がない限り、デメリットにはならないと個人的に思います。

「コスパ」と「充実したサポート体制」のどちらを選べばよいか

となると、残りは「コスパ」と「充実したサポート体制」の違いになります。

僕自身、すでにシンレンタルサーバーを契約して1年以上経過していますが、お問い合わせすることは全く安定して利用できています。それを考えると「充実したサポート体制」よりも「コスパ」がおすすめです。

ただし、サーバーエラーが発生した場合のお問い合わせ先として、リアルタイム対応の「チャット(受付時間:平日10:00~18:00)」があると安心なので、どうしても心配という人はエックスサーバーの「充実したサポート体制」の選択をおすすめします。

シンレンタルサーバーのメリット・デメリット

シンレンタルサーバーとエックスサーバーを比較した時の「シンレンタルサーバー」のメリット・デメリットは下記のようになります。

メリット デメリット
・利用料金が安い
・国内最速レンタルサーバー
・エックスサーバーとほぼ同等
・アダルトサイト運営可
・永久無料ドメインが1つ
・PHP5は使えない
・チャットサポートが使えない
・実績はエックスサーバーの方が上

永久無料ドメインが一つしかもらえないのはデメリットですが、それ以外に致命的なデメリットはなく、どちらかというとメリットの方が大きいと思います。

シンレンタルサーバーの評判(口コミ・レビュー)

シンレンタルサーバーの評判や口コミやレビューを紹介します。

シンレンタルサーバーは速い!

厳格なリソース管理という部分が逆にネックになることがあるようです。

別サーバーからシンレンタルサーバーに乗り換える人もいます。

簡単にブログ解説できます。

シンレンタルサーバーを安く借りる方法

シンレンタルサーバーのベーシックプランであれば、エックスサーバーよりも安いのですが、さらに安く契約する方法が下記の2つ。

ひとつは「キャンペーン」を利用する方法で、もうひとつは「アフィリエイトサイトのセルフバック」を利用する方法です。

キャンペーンを利用する

いつも開催しているわけではないので、公式サイトや公式ツイッターのチェックが必要ですが「初期費用無料キャンペーン」や「キャッシュバックキャンペーン」を利用すれば、初年度だけですが通常よりも安く契約できます。

アフィリエイトサイトのセルフバックを利用する

セルフバック経由でサーバーを契約すれば、アフィリエイト報酬が自分に入るので通常よりも安く契約できます。

セリフバックとは、自分がアフィリエイトを利用しても報酬がもらえる仕組みです。専用リンクから登録します。

ただし、シンレンタルサーバーがセルフバックにない場合もあるので、その場合はキャンペーンを使って契約しましょう。

セルフバックを使うには、アフィリエイトサイトに登録が必要で「メディア情報」や「口座情報(アフィリエイト報酬を受け取る銀行口座)」などの登録が必要になります。

A8であれば、メディアを持っていなくてもファンブログ(無料)をその場で作成して登録できます

メディア情報入力時に「サイトをお持ちで無い方」を選んで登録しましょう。

【A8】メディアを持っていない場合はファンブログで登録する

A8.netの新規登録はこちら!

メモ

セルフバックよりもキャンペーンの方が安く契約できることもあります。

ブログ初心者でも簡単に始められるシンレンタルサーバーの契約方法

シンレンタルサーバーを契約する時に、ブログ初心者であれば「WordPressクイックスタート」を使った契約がおすすめです。

WordPressクイックスタートには、下記の設定が含まれているので、面倒な設定などを行わなくてもブログが始められます。

  • サーバー設定(サーバーの契約と各種設定)
  • ドメイン設定(ドメインの契約と各種設定)
  • WordPressインストールと設定(WordPressを使えるようにするための各種設定)
  • 無料SSL設定(暗号化した通信を使うための設定)

以下から、「WordPressクイックスタート」を利用して契約する方法を紹介します。

シンレンタルサーバーでWordPressクイックスタートを使って契約する

シンレンタルサーバーで新規登録するフローを紹介します。

シン・レンタルサーバーの新規申込はこちら。

申込画面で「すぐにスタート!新規お申し込み」ボタンをクリックします。

【シンレンタルサーバーを契約する方法】「すぐにスタート!新規お申し込み」をクリックする

プランは「ベーシック」を選択して、WordPressクイックスタートにチェックが付いているのを確認しましょう。

ドメイン契約内容では、自分の好きなドメイン名を入力します。

ドメイン入力欄の下の方(テキスト表示されているあたり)をクリックすると、入力したドメインが使えるかなチェックをしてくれます。

すでに使われていると出た場合は、別のドメインを入力してチェックしましょう。

そして、ここでWordPress情報も入力します。

「ブログ名」は後から変更できます。「ユーザー名」と「パスワード」はWordPressログイン時に必要なので忘れないようにメモしておきましょう。

【シンレンタルサーバーを契約する方法】ベーシックプランを選択してWordPressクイックスタートの「利用する」にチェックを入れて必要事項を入力する

次はシンレンタルサーバーのアカウント情報を登録します。

ここで入力する「メールアドレス」と「パスワード」は、シンレンタルサーバーのマイページログイン時に必要なので、こちらも忘れないようにメモしておきましょう。

また、支払い方法も入力します。契約期間が満期となった場合は、ここに設定した方法で自動更新されます。

最後に利用規約にチェックを入れて、次に進みます。

【シンレンタルサーバーを契約する方法】アカウント登録に必要な情報を入力します。必須となっている部分を全て入力しましょう。

アカウント登録で入力したメールアドレスに確認コードが届くので、メールに記載されている確認コードを入力して次に進みます。

【シンレンタルサーバーを契約する方法】アカウント登録に入力したメールアドレスにのっている確認コードを入力します

入力した申込内容を確認する画面が表示されます。問題なければ「この内容で申込みする」ボタンをクリックします。

【シンレンタルサーバーを契約する方法】申込内容の確認画面です。内容を確認して申込をします。

「お申し込みが完了しました。」と表示されればシンレンタルサーバーの新規登録は完了です。

【シンレンタルサーバーを契約する方法】申込契約完了画面です。すぐにサイトは表示されないので、しばらくしてから自分のサイトURLにアクセスして確認してみましょう。

自分のサイトが表示できるか確認する

申込が完了したら、少し時間をおいてから登録時に決めたドメイン(サイトURL)にアクセスして、自分のサイトが表示されるか確認しましょう。

https://自分のサイトURL/

下記のような画面が表示されれば、WordPressの設定は完了しています(WordPressに設定されているテーマによって表示が変わります)。

また、「ユーザー名」と「パスワード」を使ってWordPress管理画面にログインできるかも確認しておきましょう。

管理画面のURLは、自分のサイトURLに「wp-admin」を付けます。

https://自分のサイトURL/wp-admin/

【まとめ】安く運用したいならシンレンタルサーバーがおすすめ


以上、シンレンタルサーバーとエックスサーバーを徹底比較して違いを紹介しました。

シンレンタルサーバーは、ブログ初心者でも「WordPress簡単インストール」を使って、簡単に独自ドメインを使ったブログを始められます。

また、サーバー性能はエックスサーバーとほぼ同じなので、初期費用を安くしたいのであればエックスサーバーよりシンレンタルサーバーの方がおすすめです。

-ドメイン・サーバー
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