WordPressテーマ「SWELL」のメリット・デメリットと使ってみた感想【ブログ初心者でも使いやすい?】

2022年5月24日

疑問

WordPressテーマ「SWELL」ってどう?

SWELLは、シンプルで精錬されたデザインが人気の有料ワードプレステーマです。

他のワードプレステーマと比べるとやや高めの価格設定になっているため、価格と内容がマッチするのか気になると思います。

そこで、実際にワードプレステーマ「SWELL」を使ってみて感じたメリット・デメリットや購入方法を紹介します。

SWELLの購入&ダウンロードはこちら

ワードプレステーマ「SWELL」とは?

SWELLは、ブロックエディターに対応した有料のワードプレステーマです。

「ブロックエディター」は、項目をクリックしていくだけで文字装飾や画像配置ができるワードプレスの編集機能で、HTMLを知らない人でも簡単に記事を書くことができます。

SWELLはこのブロックエディターに完全対応しているのがポイントです!

価格は¥17,600(税込)で決済方法はクレジットカードのみとなっています。

SWELLでブログを作ってみた感想

実際にSWELLを使ってみた感想は、うわさどおり「シンプルで使いやすい」です!

ブログ表示速度(後述)はもちろん速いのですが、管理画面も軽くて操作しやすくなっています。

AFFINGERと比べて設定項目も少ないので、とっつきやすいです。

また、HTMLの知識がなくても「ブロックエディター」で記事が書けるので、ブログがはじめての人が使いやすいワードプレステーマだと思います。

さらにつかってみて感じたメリット・デメリットを紹介していきます。

ワードプレステーマ「SWELL」のメリット

コアウェブバイタル(Core Web Vitals)を改善できる

コアウェブバイタルとは、ブログ表示速度に関する「LCP」、「FID」、「CLS」といった指標です。

表示速度はサーバーに依存している部分、WordPressのプログラムの書き方に依存している部分、記事自体に依存している部分などがあります。

SWELLは、「WordPressのプログラムの書き方に依存している部分」が最適化されているので、表示速度が速くなります。

コアウェブバイタルを改善するとユーザーエクスペリエンスがよくなるため、検索順位もよくなります。

SWELLに変更する前と後で、ページの表示速度をPageSpeed Insightsを使って計測してみました。

※SWELLに変更前のワードプレステーマは、OceanWP(無料テーマ)です。

「OceanWP」を使っていた時のページ表示速度は下記のとおり。

【WordPressテーマOceanWP】のブログ表示速度

「SWELL」に変更後のページ表示速度は下記のようになりました。

【WordPressテーマSWELL】のブログ表示速度

CLSは変わりませんが、それ以外の指標は大きく改善しており、有料テーマの価値を証明しています。

動作が軽い

WordPressにログイン後の管理画面の動きも速くなります。

AFFINGERはもっさりした感じがするのですが、SWELLはサクサク動きます。

ブロックエディターが使いやすい

WordPressのブロックエディター「Gutenberg(グーテンベルク)」はかなり不評ですが、そういう人でもSWELLのブロックエディターは使いやすいです!

かく言う私はコードエディター派で、ブロックエディターに抵抗があったのですが、使ってみるとめちゃくちゃ便利でした。

最初はブロックエディターのメニュー操作に苦労しましたが、慣れればプレビューと同じ状態で編集できて、編集箇所が把握しやすいブロックエディターの方が作業効率がいいです。

ブログ初心者やHTMLを知らない人でも、SWELLのブロックエディターを使えば比較的簡単に記事が書けると思います。

メモ

コードエディターだと、見出しも画像も全てテキスト表示なので、どこを編集しているのか分かりにくいです。

装飾のデザインがきれい

装飾デザインが、ゴテゴテした感じがなくシンプルできれいです。

囲い、吹き出し、ポイントなどの装飾デザインが複数あります。文字装飾は文中で使いすぎると読みにくくなってしまうので、これだけでも十分です。

【SWELL】ボーダー設定とスタイル

複数サイトで使える

一度購入すれば、複数サイトで利用できます。

メモ

自分が所有するサイトであれば、追加料金なしでインストールして使えます。自分が購入したSWELLを使って、他の人のサイトを作ることはできません。

テーマの最新バージョンへのアップデートが無料

SWELLテーマに更新が必要な場合や機能追加された場合など、無料で最新版へアップデートできます。

無料テーマは作者の気まぐれで更新になりますが、SWELLは随時最新版に更新されるので安心して使えます。

購入者限定の会員サイトで最新版をDLできる

SWELLには購入者限定の会員サイト「SWELLER'S」があり、最新バージョンのSWELLテーマ(親テーマ・子テーマ)をダウンロードできます。

また、会員サイトでユーザー認証を行うことで、テーマのアップデートが可能になります。

この他、専用フォーラムで分からないことを調べたり、聞いたり、不具合報告ができ、SWELLのアフィリエイトプログラム(クローズドASP)にも参加できます。

ワードプレステーマ「SWELL」のデメリット

SWELLテーマの値段は高めの設定

SWELLテーマの値段はやや高めです。

他の主要なWordPressテーマよりも3,000円くらい高いので出費は大きいです。

テーマ名 値段
SWELL 17,600 円(税込)
AFFINGER(アフィンガー) 14,800 円(税込)
THE THOR(ザ・トール) 16,280 円(税込)
※A8セルフバックを使えば2,000円バック

SWELLテーマ購入後のフローが分かりにくい

SWELLテーマを購入した後のフローが分かりにくいです。

ダウンロードした圧縮ファイルには、SWELL本体(親テーマ)しかはいっていないので、「購入したけど、インストールはどうすればいいの!?」となってしまう人がいるかもしれません。

テーマの再ダウンロード方法や子テーマのダウンロード方法でつまづくかもしれません。

下記にダウンロード後のインストール方法や設定をまとめています。

「SWELL」のインストール方法と必要な設定

SWELLに特典付きはない

AFFINGER(アフィンガー)やTHE THOR(ザ・トール)は、特典付きで販売されていることがありますが、SWELLに特典付きはありません。

開発者の了さんが特典付きの販売を禁止しているからです。もし、特典付きで販売していたら規則違反になります。

SWELLにセールはない

セールも基本的にありません。

下記のようにツイッターで「もうセールはしない(つもり)」と宣言しているので、今後セールはない可能性が高いです。

ツイッターをフォローしておけば、突発的なセールに出会えるかもしれませんが、あまり期待しない方がいいと思います。

SWELLの購入&ダウンロードはこちら

SEO関連のプラグインが必要

SEO対策に必要となるtitleタグ、descriptionタグ、Googleアナリティクスタグの設定がSWELLにはありません。

変わりに「SEO SIMPLE PACK」プラグインを使います。開発元はSWELLと同じです。

他の候補として、Yoast SEOやAIOSEOなどもありますが、開発元が同じ方が安心できます。

またSWELLにもSEO SIMPLE PACKにもsitemap.xml機能はないため、サイトマップ用プラグインも必要です(XML Sitemap & Google Newsなど)。

SWELLの購入方法

SWELLは公式サイトから、クレジットカード(VISA、MasterCard、AMEX、JCB)を使って購入できます。

SWELLの購入&ダウンロードはこちら

ページ中央の「DOWNLOAD」ボタンをクリックするか、右上の「購入する」ボタンをクリックします。

【SWELLを購入する方法】「DOWNLOAD」をクリックする

「利用規約に同意します」にチェックを入れて、「SWELLを購入する」ボタンをクリックします。

【SWELLを購入する方法】利用規約に同意するにチェックを入れて「SWELLを購入する」をクリックする

必要な情報(メールアドレス、カード情報、カード所有者名、国または地域)を入力して「支払う」ボタンをクリックします。

※「安全なワンクリックチェックアウトに使用する情報を保存する」のチェックは不要です。

メモ

メールアドレスは、購入者限定会員サイト「SWELLER'S」で使うので間違えないように注意しましょう。

【SWELLを購入する方法】カード情報を入力して「支払う」をクリックする

購入が完了したら、SWELL本体をダウンロードできます。

ダウンロード後のインストール方法と必要な設定はこちら

【まとめ】ワードプレステーマ「SWELL」

まとめると、値段はやや高いのですがワードプレステーマ「SWELL」は「シンプルで使いやすい」です。

設定項目もそれほど多くないのでホッとします。

ブログ表示速度、管理画面(ブロックエディターなど)の操作性、シンプルな装飾デザインが特長です。

もし、ワードプレスでブログを作成するのがはじめてなら、値段は少し高くなりますがSWELLがとっつきやすくておすすめです。

SWELLの購入&ダウンロードはこちら

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