Googleにサイトを作ったことや記事を投稿したことを知らせる場合は、サイトマップXMLを使います。
サイトマップXMLは、WordPressプラグインで作成でき、それをSearch Consoleに登録して通知します。
プラグインを探すといろいろでてきますが、多くの人利用しているおすすめのサイトマッププラグインを紹介します。
【目次】
Googleに通知するためのおすすめのサイトマップXML
WordPressプラグインでは、おすすめのサイトマップXMLは下記の「XML Sitemap & Google News」です。
プラグイン名 | 作者 | 有効インストール数 |
XML Sitemap & Google News | RavanH | 100,000+ |
XML Sitemap & Google Newsをおすすめする理由
このプラグインは、下記の2つのサイトマップXMLを出力してくれます。
出力されるサイトマップXML
- 通常のサイトマップXML
- Googleニュース用のサイトマップXML
通常のサイトマップXMLは、サイトを作った時や新しく記事を追加したことをGoogleに知らせるために使います。
Googleニュース用のサイトマップXMLは「Publisher Center」の審査に通過した後に、Googleニュースで記事を配信するために利用します。
以前は、審査が厳しくてなかなか登録されませんでしたが、今は多少ゆるくなっているようです。
Googleニュース用は審査に通らなければ必要ありませんが、事前に準備しておけるので便利です。
通常のサイトマップXML
通常のサイトマップXMLには、主に下記の機能を含んでいます。
通常のサイトマップXMLに含まれる主な機能
- 投稿記事、固定ページ、著者ページの除外設定ができる
- 新たな投稿の公開をGoogle、Yahoo、Bingに通知できる(PING)
- 投稿の修正やコメント時に最終更新日時を更新できる
投稿記事、固定ページ、著者ページをサイトマップXMLに含める・含めない設定ができ、投稿や固定ページを個別に除外できる機能もあります。
新規投稿した時に通知ができるので、Search Consoleから特定ページを通知する必要もないです。
また更新した際には、投稿記事の更新日を変更するようになっており、サイトマップXMLの更新時の出力方法に準拠しています。
Googleニュース用のサイトマップXML
Googleニュース用のサイトマップXMLには、主に下記の機能を含んでいます。
Googleニュース用のサイトマップXMLに含まれる主な機能
- Googleニュース用のサイトマップを作成する
- 5分に1回、新しい公開投稿をGoogleにPingする
Googleニュース用のサイトマップを作成して、それをPing通知してくれる機能がついています。
XML Sitemap & Google Newsの設定
XML Sitemap & Google Newsのプラグインをインストールして有効化すると、通常のサイトマップXMLの設定は、特に設定なしで利用できます。
ですが、Googleニュース用のサイトマップXMLは「設定」>「表示設定」で「Googleニュースサイトマップ」にチェックを入れないと設定メニューが表示されません。
※設定しなくてもGoogleニュース用サイトマップXML自体は設定メニューが表示されます。
上記の設定をすると「XML Sitemap & Google News」の2つのメニューが「設定」に追加されます。
サイトマップXML設定画面
通常のサイトマップXMLの設定画面は下記のようになっています。
投稿、固定ページ、タクソノミー(カテゴリー、タグ)、著者ページなどの設定ができます。
チェックを入れてサイトマップXMLに含める・含めないを決め、優先度などを設定します(優先度は1に近い方が重要度が高いという意味)。
Googleニュース用サイトマップXMLの設定もほぼ同じです。
各サイトマップXMLのURLは下記のとおりです。
通常のサイトマップXMLのURL | 自分のドメイン/sitemap.xml |
Googleニュース用サイトマップXMLのURL | 自分のドメイン/sitemap-news.xml |
上記のURLをSearch Consoleに登録しましょう。
Pingの設定
記事を投稿した時にPingするかどうか(Googleに通知する)は「設定」>「投稿設定」のPingサービスで変更できます。
デフォルトでは、GoogleとBing&Yahooの両方にチェックが入っているので、通知する場合は変更は必要ありません。
【補足】サイトマップXMLプラグインが必要なWordPressテーマは?
WordPressテーマには、SEO対策に必要なtitle・descriptionタグなどを編集できないものがあります(主に無料テーマに多いです)。
その場合「All in one SEO」や「Yoast SEO」などのSEO対策プラグインが必要になり、これらのプラグインにはサイトマップXML機能が含まれています。
そのため、今回紹介したサイトマップXMLプラグインは基本的に必要はありません。
メモ
もし、Googleニュース用サイトマップXMLが必要であれば、SEO対策プラグインのサイトマップXMLだけ停止してこのプラグインを使うこともできます。
逆に、WordPressテーマにSEO対策を含んでいるけど、サイトマップXML機能がない場合は追加が必要になります。
主に有料テーマの場合が多く、AFFINGERやSWELLなどにはサイトマップXMLプラグインが必要です。
【まとめ】おすすめのWordPressサイトマップXMLプラグイン
WordPressプラグインでおすすめのサイトマップXMLは「XML Sitemap & Google News」です。
通常のサイトマップXMLとGoogleニュース用サイトマップXMLの2つを出力できます。
設定もシンプルでPing通知もできるのでおすすめです。