疑問
AFFINGER6を使うのでAll in One SEOのデータを移行したい!
※SQLの知識があると分かりやすいです。
AFFINGER6では、titleやdescriptionタグが入力できます。
旧テーマで「All in One SEO」プラグインを使っているとタグ管理で重複がおきます。
データを入力しなければ、タグが2重で表示されることはありませんが、AFFINGER6で管理すれば不要なプラグインを使わずにすみます。
この記事ではAll in One SEOで使っているタグを移行する方法を紹介します。
Contents
All in One SEOのタグを移行する
移行する場合に、前提条件があります。
All in One SEOで、自動でdescriptionを取得する「投稿抜粋」を使っていると移行しても正しいdescriptionが表示されません。
自分でdescriptionを入力していることが前提です。
AFFINGER6のタグ構造
両方のデータフォーマットを確認しておきます。
AFFINGER6もAll in One SEOもタグを管理しているのはpostmetaテーブルです。
All in One SEOでは、主に6種類のタグがあります。
- _aioseop_title
- _aioseop_keywords
- _aioseop_description
- _aioseo_title
- _aioseo_keywords
- _aioseo_description
_aioseopは、古いバージョンから利用していると残っているデータです。
また、実際はOGPなどで使うタグデータもありますが、移行する必要はありません。
一方、AFFINGER6は上記に対応するタグは3つです。
- st_titlewords
- st_keywords
- st_description
基本的に移行が必要なのは「description」です。
AFFINGER6では「title」は自動で記事タイトルから表示されます。「keywords」はSEO的にはほとんど意味がないので移行は必要ありません。
AFFINGER6もAll in One SEOもどちらもデータは、post_idで紐づけられており、データフォーマットも同じです。
AFFINGER6もAll in One SEOもデータフォーマットは同じ
- titleタグは「テキストデータ」
- keywordsタグは「カンマ区切りのデータ」
- descriptionタグは「テキストデータ」
titleもkeywordsもデータフォーマットは同じなので、必要であれば移行は可能です。
移行方法
移行方法としては、データフォーマットは同じなので、meta_keyの「_aioseop_description」や「_aioseo_description」を「st_description」に更新する方法が一番簡単です。
postmetaテーブルをアップデート
phpMyAdminなどを使って直接SQLでUPDATEします。
事前に更新する件数をカウントしておきます。
メモ
postmetaは自分のテーブル名に変更が必要です。
SELECT COUNT(*) FROM postmeta WHERE meta_key = "_aioseop_description"; SELECT COUNT(*) FROM postmeta WHERE meta_key = "_aioseo_description";
下記のSQLを実行してデータを更新します。
UPDATE postmeta
SET meta_key = 'st_description'
WHERE meta_key = '_aioseo_description';
と
UPDATE postmeta
SET meta_key = 'st_description'
WHERE meta_key = '_aioseop_description';
OGPタグとTwitterタグの更新
All in One SEOではOGPタグの設定が必要ですが、AFFINGER6では自動で追加されるので設定は必要ありません。
TwitterカードはAFFINGER6でアカウント登録が必要です。
「AFFINGER 管理」>「SNS / OGP」>「Twitter設定」からアカウント登録できます。
【まとめ】All in One SEOのタグをAFFINGER6に移行する
データフォーマットは同じなので、「_aioseop_description」または「_aioseo_description」を「st_description」にUPDATEするだけです。
データ移行したら、All in One SEOは不要になるので、Twitterタグの更新が必要になります。
また、sitemap.xmlは、AFFINGER6にはついていないので、「XML Sitemaps」プラグインなどのプラグインで追加することができます。