Twitter API v2を使うためのAPI Keyの取得方法:アプリケーションの利用申請からAPI登録まで

2021年2月25日

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Twitter API v2(ツイッターAPI)を使うのに必要な、アプリケーションの利用申請から、各種キー(API Key、API secret key、Access token、Access token secret)の取得方法を紹介します。

Twitter APIは、v1.1からv2にバージョンアップしています。

ここでは、「Developer Portal」からの利用申請する方法を紹介します。

アプリケーションの利用申請

Twitter APIを利用したことがない場合は、アプリケーションの利用申請が必要です。

Twitter APIを利用したいアカウントで、Twitterにログインしてから「Developer Portal」にアクセスします。

Developer Portal

利用申請フォームが表示されるので、必要項目を入力して「Let's do this」をクリックします。

What country are you based in? Japan
What's your use case? Making a bot
Will you make Twitter content or derived information available to a government entity or a government affiliated entity? No
Get involved and updated チェックする(チェックしなくてもOK)

Twitter APIを利用申請フォームに必要事項を入力する

利用規約に同意にチェックをいれて、「Submit」をクリックします。Twitterアカウントの電話番号認証が完了していないと、ここから先に進めません。

メモ

Twitterの電話番号認証は、ツイッターアカウントの「もっと見る」>「設定とプライバシー」>「アカウント情報」>「電話番号」から認証できます。

Twitter APIの利用規約に同意する

Twitterアカウントに登録してあるメールアドレスに、確認メールが送信されます。

TwitterAPIメール認証

届いたメールに書かれている「Confirm your mail」をクリックして、メール認証を完了させます。

Twitter API用のメールアドレス認証を行う

画面が切り替わって、Twitter APIのアプリ名を入力する画面が表示されます。アプリ名を入力して「Get keys」をクリックします。

アプリ名が重複するとエラーになります。他の人も使っていないアプリ名で登録しましょう。

Twitter APIで作るアプリ名を入力する

Twitter APIで利用する3つのキーが表示されるので、全てメモします。メモしたら「Dashboard」をクリックします。

  • API Key
  • API Key Secret
  • Bearer Token

Twitter APIのキーを全て保存する

Twitter API「Essential」のDashborardが表示されます。

Twitter APIのDashbooard

次は「Elevated」の利用申請を行います。

Elevatedの利用申請

「Essential」でもTwitter APIは利用できますが、「Elevated」の方が利用できるツイート数が多くて、便利なので利用申請しましょう。

「Essential」と「Elevated」の違いは下記のとおり。

項目 Essential Elevated
利用申請 Twitter API利用申請後のみ Twitter API利用申請後、およびElevated利用申請
利用料金 無料 無料
プロジェクトごとの環境数 1 3
プロジェクトごとの最大ツイート数 500,000/月 2,000,000/月
APIバージョン v2のみ v1.1、v2

左メニューからプロジェクト名を選択して、画面に表示されている「Do you need Elevated access for your Project?」の「Apply」をクリックします。

Twitter APIのElevatedを申請する

「Basic info」

Elevatedの利用申請画面に変わり、Twitter API利用申請で登録した内容が表示されます。

変更する箇所は「What's your current coding skill level?」の選択肢です。該当するものを選ぶと「Next」ボタンが有効になります。ボタンをクリックして次へ。

「Intended use」

次は、Elevatedの利用意図を入力します。

ここからが、Elevated利用申請の最大の難所です。

「Twitter APIの利用目的」を英語200文字以上で説明します。英語が苦手な場合は、DeepLを使って、日本語を英語変換しましょう。

利用目的の他にも、ツイッターコンテンツの利用に関して「使う・使わない」を選択して、説明を入力する項目が4つあります。

ですが、質問されている方法で、ツイッターコンテンツを利用しない場合は、選択肢で「使わない」を選ぶことで、説明を省略できます。

In your words APIを何に使うのかを説明。英語200文字。(使う)
Are you planning to analyze Twitter data? ツイッターデータ解析について説明。英語100文字。(使う)
Will your App use Tweet, Retweet, Like, Follow, or Direct Message functionality? ツイート、リツイートなどの機能の利用説明。英語100文字。(使う)
Will your App use Tweet, Retweet, Like, Follow, or Direct Message functionality? ツイッターコンテンツの外部利用についての説明。英語100文字。(使わない)
Will your App use Tweet, Retweet, Like, Follow, or Direct Message functionality? ツイッターコンテンツを政府が利用するかどうか。英語100文字。(使わない)

必要な部分を入力したら「Next」をクリックします。

「Review」

入力内容の確認ページが表示されます。変更がなければ「Next」をクリックします。

「Terms」

最後に利用規約の同意にチェックをいれて「Submit application」をクリックします。

確認メールがツイッターの登録メールアドレスに届くので認証しましょう。

これで、アプリケーションの利用申請は完了ですが、すんなり審査を通過することはほとんどありません。

「APIを利用する理由」を再度確認するメールが送られてきて、何回かやり取りすることになります。

APIを使ってサイトにユーザーを集めたいなど、何をするかをできるだけ具体的に書いた方が申請が通りやすいです。

何回もやり取りする可能性がありますが、あきらめずにメールで返信すれば承認されます。

利用申請が通ったら、ElevatedでAPIが使えるようになります。

Elevatedで新規アプリ作成する方法(API Key、API Key Secretの取得方法)

Essentialで「API Key」、「API Key Secret」、「Bearer Token」を取得していれば、Elevatedで新規にアプリを作成する必要はありません。Essentialのキーがそのまま使えます。次の「ユーザー認証の設定」に進んでください。

もし、Elevatedでアプリを新規作成して、API Key、API Key Secretなど取りたい場合は、下記の方法で取得してください。

プロジェクトを選択して「+Add App」をクリックします。

「+Add App」をクリック【TwitterAPI v2でAPIを登録する方法】

「Development」を選択して次へ。

「Development」をクリック【TwitterAPI v2でAPIを登録する方法】

アプリ名を入力して次へ。アプリ名が重複するとエラーになります。ユニークな名前にしましょう。

アプリ名を入力【TwitterAPI v2でAPIを登録する方法】

「API Key」、「API Key Secret」、「Bearer token」が表示されるので、全てメモします。

表示されたキーを全てメモする【TwitterAPI v2でAPIを登録する方法】

ユーザー認証の設定

次は、ユーザー認証の設定を行います。

ユーザー認証の設定を行うアプリを選択して、「User authentication settings」にある「Set up」ボタンをクリックします。

アプリの権限を設定する【TwitterAPI v2でAPIを登録する方法】

「User authentication settings」画面で下記の設定を行います。

設定項目 設定内容
「App permissions」 Read and write
「Type of App」 Web App, Automated App or Bot
「App info」の「Callback URI/Redirect URL」 自分のサイトURL
「App info」の「Website URL」 自分のサイトURL

App permissionsでは、「Read and write」を選択しましょう。「Read」だと、Twitterからの情報取得をできますが、ツイート投稿などの書き込みができません。

App infoでは、「Callback URI/Redirect URL」と「Website URL」以外の入力は不要です。

APIを使ってツイートする場合は、ReadWriteを選択する【TwitterAPI v2でAPIを登録する方法】

Access Token、Access Token Secretの取得方法

Access Token、Access Token Secretを取得します。

タブメニューから「Keys and tokens」をクリックし、「Access Token & Secret」の「Generate」ボタンをクリックします。

アクセスキーとトークンを発行する【TwitterAPI v2でAPIを登録する方法】

「Access Token」と「Access Token Secret」が表示されるのでメモしましょう。

アクセスキーとトークンをメモする【TwitterAPI v2でAPIを登録する方法】

これで、Twitter API v2を使うために必要な「API Key」、「API secret key」、「Access token」、「Access token secret」の取得完了です。

※ElevatedならTwitter API v1.1も同じキーで利用できます。

Twitter API v2の利用上限について

Twitter API v2には、APIの利用上限があります。

各APIによって、上限が異なるので詳細は、マニュアルで確認しましょう。

Twitter API v2

旧Twitter APIの情報はこちら(Standard v1.1)

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