Googleアナリティクス(GA4)のエンゲージメント率・直帰率・離脱率

2023年2月4日

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

Googleアナリティクス4(GA4)では、エンゲージメント率という指標が使われています。

新しい指標なのでしっくりこないかもしれません。

この記事では、GA4のエンゲージメント率・直帰率・離脱率の説明と、どこで確認できるのかを紹介します。

Googleアナリティクス4(GA4)のエンゲージメント率

エンゲージメントとは、下記のいずれかの条件に当てはまるセッションのことです。

期間中のセッションに対するエンゲージメントの割合が「エンゲージメント率」になり、平均は53%と言われています。

サイト訪問者によい体験を提供できれば、エンゲージメント率が高くなります。

エンゲージメントの条件

  • 10秒を超えて継続したセッション
  • コンバージョンイベントが発生したセッション
  • 2回以上のページビューもしくはスクリーンビューが発生したセッション
用語 詳細
コンバージョンイベント ユーザーアクションによりコンバージョンが発生すること(コンバージョン設定が必要)
ページビュー 表示されたアプリ画面またはウェブページの総数のこと(別名:ビュー)
スクリーンビュー アプリのページビューに該当するもの(ユーザーが画面を表示するたびカウント)

アナリティクスヘルプ(エンゲージメントセッション)

エンゲージメント率を確認できる場所

エンゲージメント率は、Googleアナリティクス4(GA4)の下記の場所で確認できます。

1)「レポート」のトラフィック獲得で確認できる

「レポート」>「集客」>「トラフィック獲得」を選択すると、下にあるグラフに表示されています。

GA4レポートでエンゲージメント率を確認する方法

2)「探索」の指標で追加する

「探索」にある「指標」にインポートすると表示できます。指標選択の中のセッション項目の中に「エンゲージメント率」があります。指標検索を使うと便利です。

GA4探索でエンゲージメント率を確認する方法

Googleアナリティクス4(GA4)の直帰率

Googleアナリティクス4(GA4)とUAでは、直帰の定義が異なります。

GA4の直帰率は「エンゲージメントがなかったセッション」の割合です。

「エンゲージメント率 + 直帰率 = 100%」になります。

なお、UAでは「最初にランディングしたページから、別のページへ遷移せずに離脱したセッション」が直帰の定義でした。

直帰率を確認できる場所

直帰率は、下記の場所で確認できます。

1)「レポート」のトラフィック獲得に追加する

「レポート」>「集客>「トラフィック獲得」を選択し、右側にある「レポートをカスタマイズ」をクリックします。

GA4レポートで直帰率を確認する方法(レポートを編集する)

編集画面で「指標」>「指標を追加」をクリックし、「直帰率」を追加します。

GA4レポートで直帰率を確認する方法(直帰率を追加する)

変更を適用すると、下にあるグラフに「直帰率」が表示されます。

レポートの下のグラフに直帰率が追加される

「探索」の指標で追加する

「探索」にある「指標」にインポートすると表示できます。指標の中のセッション項目に「直帰率」があります。

GA4探索で直帰率を追加する方法

Googleアナリティクス4(GA4)の離脱率

Googleアナリティクス4(GA4)には、離脱率はありません(2023年1月時点)。

「離脱率」を確認したい場合は、「離脱数」と「セッション」を使って、自分で計算が必要になります。

「離脱率 = 離脱数 ÷ 期間中のセッション」

アナリティクスヘルプ(離脱数)

「離脱数」と「セッション」を確認できる場所

「離脱数」と「セッション」は、「探索」の「指標」にインポートすると利用できます。指標の検索を使うと簡単に見つけられます。

-Googleアナリティクス
-, , ,