AIライティングの記事の品質はどうなの?
GPTsやGEM、AIエージェントを使えば自動で記事を作成できますが、「出来上がりがちょっと違う」と感じませんか?
「プロンプトを書くのが大変」、「どう書けばいいか分からない」という場合は「AIライティングツール」を使う手もあります。
そこでこの記事では、実際に使ってみたAIライティングツールの記事品質について紹介します。
あくまで個人の感想です。
目次
AIライティングツール全般に言えること
複数のAIライティングツールを試してみて、現時点で全ツールに言えることは「人の編集」が必須ということです。
AIを使った記事作成において、SEO対策された完璧な記事を作成するのは、まだ難しいのが現状です。
人の編集が必要だと感じた理由は以下のとおり。
- AIっぽさ(無機質さ)
- 語りかけ口調などで人間っぽさはだせますが、不自然だったり単調なだったりする
- コンテンツの重複
- 1万文字程度の記事を書くことができますが、違う言い回しで同じ内容を複数回使っていて冗長
- 独自性が低い
- 一般的な内容が多く「実際のところどうなのか」が見えない
一方、利用した方が「便利」と感じたのは次の部分です。
- 論理補強
- 「〇〇によると〇〇だと言われている」といった、論理を補強するための情報収集能力が高い
- 記事作成が段違いに速い
- 1万文字程度の記事を数分程度で作成してくれる
人が書こうとすると3日くらいかかりそうな記事でも、AIであれば5分程度で1万文字くらいの記事を作成できます。
人による下記の確認や修正を含めて、1~2日で公開可能です。
- ファクトチェック
- 記事構成の最終チェック
- 文章の読みやすさ(内容の重複・回りくどさ・人間らしさ)
- 独自性の追加
次から実際に試してみたAIライティングツールを紹介します。
Catchy(キャッチ―)

Catchy(キャッチ―)は、キャッチコピー、記事作成、SNS投稿、新規事業のアイデア出しなど、100種類以上の生成AIツールが利用できるサービスです。
ワンクリックで作成するというタイプではなく、複数のツールを使って作成します。
記事作成であれば、「記事タイトル」、「記事の導入文」、「記事の見出し」、「記事の本文」の4つのツールを組み合わせて作成します。
Catchyは、各生成AIツールを利用する時に「クレジット」を消費して実行させます。
消費量はツールごとに決まっています(生成される文字数が多くてもクレジット消費量は同じです)。
Catchyの記事作成方法
Catchyには、一連の流れにそって記事を作成できる「記事作成ワークフロー」があります。
これを利用して「タイトル」、「導入文」、「見出し」、「本文」を作成できます。

ワークフローを使わずに、「タイトルだけ」や「本文だけ」を個別に作成することも可能です。
パートごとにツールを使う場合は、「生成ツール」の一覧から自分で必要なツールを選択して利用します。
必要なツールだけ使えば、その分クレジットの消費を抑えることができます。
各機能には「保存」機能があり、作成したデータを保存できます

Catchyを使ってみた感想
実際に使ってみた感想は、文字数が少な目(2,000文字程度)で、ブログ記事にそのまま使えない感じがしました。
もしかしたら、「文章をリライト」で補強していくといいのかもしれません。
ツール間のデータのやりとりは、基本的にコピー&ペーストで移す作業が必要になるのが面倒です。
ブログ記事作成だけでなく、いろいろな作業をAIに任せたい場合に便利なツールです。
Value AI Writer

「Value AI Writer」は、GMOデジロックが提供しているブログ記事作成に特化したAIライティングツールです。
「記事作成」以外にも、キーワードリサーチや画像作成機能が使えます。
Value AI Writerは、「文字数(ポイントのようなもの)」を消費してサービスを実行するタイプです。
記事の文字数が増えればそれだけ消費量が増えます。
文字数で判別できない「キーワード発掘」機能では、固定数(4000文字)を消費してキーワード調査ができます。
Value AI Writerの記事作成方法
Value AI Writerは記事作成に特化したワークフローで、「キーワード」>「タイトル」を生成すれば記事を作成できます。
「見出しのみ」を作成するか、もしくは「見出しと記事の両方」を作成するか選択できます。

記事作成では「生成AIモデル」を選択できます。
GPT-4o-mini以外のモデルは、「GPT-4o-miniの10倍の文字数を消費」します。
同じ10倍であれば「Gemini-3.0-pro」または「Claude-4.0」の利用がおすすめです。

ツールの実行が固定ポイント消費ではなく、文字数依存のため、文字が増えれば消費も増えてしまいます。
Value AI Writerを使ってみた感想
実際に使ってみた感想は、SEO的なブログ記事が作成できるという印象です。
約9,000文字の記事を作成できました。
記事作成フローが分かりやすく、キーワードとタイトルを入力すれば、後は自動で記事を作成してくれるので、扱いやすいツールです。
先に「見出しのみ」を作成して、記事構成を調整してから本文を作成すれば、記事と構成内容のずれを減らせます。
もちろん、人による内容の確認と調整は必要です。
リテラ

https://ritera.bring-flower.com/
「リテラ」は、SEOコンサル会社が開発したAIライティングに特化したツールです。
検索順位チェックや画像生成機能も備えたコスパの良いツールとなっています。
リテラは、手持ちの「リテラ(ポイントのようなもの)」を消費して、機能を実行します。
リテラの消費量は各機能ごとに決まっており、文字数などによって変動するタイプではありません。
リテラの記事作成方法
リテラの記事作成は、「キーワード」>「タイトル」>「見出し作成」>「記事本文作成」という順番で記事を作成しています。
「記事本文作成」はAIで自動生成されますが、「タイトル」や「見出し作成」はAIでも自分でも作成できます。
自分で作成すれば、その分リテラの消費を抑えられます。

リテラでは、文章作成に使う生成AIモデルを選ぶことができます。
一般的に、高性能なモデルほどリテラの消費量は多くなります。
たとえば、自然な日本語表現に定評のあるClaudeモデルは、Gemini 2.5 Flashと比べて、リテラの消費量が約4倍になります。

リテラを使ってみた感想
テーブル形式やリスト形式を加え、約1万文字の記事を作成できました。
リテラもSEO的なブログ記事作成には十分なツールです。
記事作成フローも手順が分かりやすく、キーワード、タイトルから簡単に作成できます。
生成AIモデルが選択できますが、Claudeはリテラ(クレジット)消費量が多くなるので、無料プランでは体験できません。
記事作成だけでよいのであれば、高機能すぎるかもしれないです。
EmmaTools(個人プラン)

「EmmaTools(個人プラン)」は、記事のSEO品質を数値化でき、リアルタイムで改善点を確認できるブログ特化型のAIライティングツールです。
エディター機能も搭載しているので、AIで作成した文章を自分で編集できます。
EmmaTools(個人プラン)は他のツールと異なり、「プロジェクト」の作成数で利用上限を設定しています。
「プロジェクト」は作成後の変更や削除ができません(ごみ箱に移動できますが削除はできません)。
フリープランでは2つしか作成できないので、間違ったキーワードを登録しても変更・削除ができないので要注意。
EmmaTools(個人プラン)の記事作成方法
EmmaTools(個人プラン)の記事作成は、プロジェクト作成時に「AIライターに依頼」にチェックを入れ、「キーワード」と「タイトル」を入力するだけで、自動作成してくれます。
作成が完了するとエディター画面でも編集できます。

プロジェクト作成時に、「AIライターに依頼」しなかった場合、エディタ画面でAIを使って組み立てることができます。
編集画面で、プロジェクトで設定したキーワード(変更不可)から、タイトルを生成し、さらにそこから「見出し」や「本文作成」が可能です。
文字を選択すると「AI MENU」が表示され、「文章作成」、「表・箇条書き・トーン変更」、「校正」などのAIを使った文章編集ができます。

プロジェクトは「キーワード」と紐づけて作成され、後から変更できません。
間違って登録すると狙っている記事が作成できないので注意が必要です。
EmmaTools(個人プラン)使ってみた感想
EmmaTools(個人プラン)でも約1万文字の記事を作成できました。
他のツールよりも作成時間は長めです(20分程度)。
作成した記事は、編集画面で「コンテンツスコア」や「関連キーワード使用率」を使って、SEOを可視化しながら記事編集できる点がよいです。
記事作成時に「AIライターに依頼」を選択すると、キーワードとタイトルだけで記事を自動作成してくれますが、見出しがいじれません。
構成をチェックしたい場合はAIライターに依頼せずに、個別作成した方がいいです。
記事作成はプロジェクト単位で、一度登録したキーワードは変更や削除はできません。
間違って登録しても、プロジェクトが一つ消費されるので、プロジェクト上限が決まっているプランの場合は注意が必要です。
ラクリン(RakuRin)

「ラクリン(RakuRin)」は、ブログ特化型のAIライティングツールです。
事前学習により、AIっぽくない自然な語り口の記事が作れるのが強みです。
手持ちの「トークン(ポイントのようなもの)」を消費して、機能を実行します。
ラクリンの記事作成方法
ラクリンの記事作成は、「タイトル」>「見出し」>「リード文」>「本文」>「まとめ」という流れがあります。
機能と機能は連携していないので、必要な情報はコピー&ペーストで移動して使います。
機能が連携していないため、必要な情報を自分で作成して「本文」だけ作成することも可能です。

「ワンクリック」機能を使えば、キーワードだけで記事を作成できますが、個別に機能を使った時よりも軽めの内容になります。
濃い内容の記事を作成したい場合は、「見出し」から「本文」までを個別に使った方がいいです。
なお、作成した記事を保存しておく機能はないようなので、自分でテキスト保存しておく必要があります。
ラクリンを使ってみた感想
ラクリンでは本文だけで約8,000文字の記事を作成できました。
記事作成フローは、「キーワード」から「見出し」を作り、その見出しを使って記事を作成します。
リード文・見出し・本文など、各ステップは連携していないので、出力された情報はコピー&ペーストで貼り付けて連携させる作業が必要です。
「本文(記事)」を作成したら、必ずテキストエディターなどに保存が必要です。
作成した「本文(記事)」を保存する機能がないので、メモしておかないと消えてしまいます。
ConoHa Pencil

「ConoHa Pencil」は、業界最安級でキーワード調査から見出し・本文生成までを完結できるツールです。
ワークフロー形式ではなく、キーワードからワンクリックで記事を作成できます。
「クレジット(ポイントのようなもの)」を消費して、機能を実行します。
機能ごとに消費クレジット数が決まっており(固定消費)、生成した文字数が多くても消費クレジットは増えません。
ConoHa Pencilの記事作成方法
ConoHa Pencilでは、安くSEO対策した記事が作成できるAIライティングツールです。
「キーワード」を入力して「記事生成」をクリックすると見出しが作成されます。
この時点ではまだ記事本文は作成されていません。
まずは、作成された見出しを確認して調整します。

見出し編集後に「本文を一括で生成」を押すと本文作成が始まります。
「タイトル」と「導入文」も生成AIに作成してもらえますが、自分で作成すればクレジット消費を抑えられます。
シンプルな手順で記事を作成でき、キーワードがどのくらい記事に含まれているかを確認できる「キーワード含有率」を確認できる機能も付いています。

ConoHa Pencilを使ってみた感想
ConoHa Pencilでは1万文字程度の記事を作成できました。
文字数的には十分あり、見出しにもSEO対策が施されています。
ボタン名が「記事生成」になっていて少し紛らわしいのですが、キーワード入力後は見出しが作成され、「本文を一括で生成」ボタンで本文が作成されます。
各見出しごとに記事生成もできますが、クレジットの消費が増えるので、最初はまとめて作成がおすすめです。
キーワード調査・記事作成・リライトに特化したシンプルなツールで初心者でも使いやすいと思います。
「AIライティングツール」を比較一覧
利用したAIライティングツールの比較一覧です。
| 機能\サービス | Catchy | Value AI Writer | リテラ | EmmaTools | ラクリン | ConoHa Pencil |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キーワード調査 | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 |
| 記事作成タイプ | ワークフロー | ワンクリック | ワークフロー | ワンクリック | ワークフロー ワンクリック | ワークフロー |
| 記事のみ作成 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 画像生成 | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ |
| リライト | 〇 | 〇 | 〇 | △(インポートして編集可) | 〇 | 〇 |
| 順位チェック | ✕ | ✕ | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ |
| 生成AIモデル選択 | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ |
| 作成記事保存 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 |
| 文字数 | 約2,000 | 約9,000 | 約1万 | 約1万 | 約8,000 | 約1万 |
どんな人にどのAIライティングツールがおすすめ?
どのAIライティングツールが、どういう人に向いているかをまとめると次のようになります。
「リテラ」がおすすめの人
- 順位チェックまで一元管理したい人
- SEOを本気でやりたい人
「Value AI Writer」がおすすめの人
- キーワード調査から記事作成まで一気にやりたい人
- 画像も一緒に作りたい人
- 生成AIモデルを選びたい中上級者
「ConoHa Pencil」がおすすめの人
- とにかく安く使いたい人
- シンプル操作がいい人
「ラクリン」がおすすめの人
- AIっぽさを抑えた自然な文章を書きたい人
- 構成から丁寧に作り込みたい人
「EmmaTools」がおすすめの人
- 記事のSEO品質を数値で確認したい人
- エディターでじっくり編集したい人
「Catchy」がおすすめの人
- 記事だけでなく、キャッチコピーやSNS投稿も作りたい人
- パーツごとに細かく作り込みたい人
- 必要な部分だけ作ってコストを抑えたい人
もし、ブログ運営を本格的にやっているなら、「リテラ」か「Value AI Writer」が相性が良いです。
作成した記事のSEO品質を確認したいのであれば「EmmaTools」。
まずは低コストで試すなら「ConoHa Pencil」が入りやすいです。
まとめ
AIライティングツールは、記事作成のスピードを飛躍的に高め、論理補強や情報整理を効率よく行える便利な存在です。
1万文字程度の記事でも短時間で生成できるため、作業時間を大幅に削減できます。
ですが、現時点ではAIだけでSEOに強い完璧な記事を作るのは難しく、無機質な表現や内容の重複、独自性の不足といった課題も見られます。
そのため、ファクトチェックや構成の見直し、人間らしい表現の追加など、最終的な編集は欠かせません。
AIライティングツールは完成品を自動で生み出すツールではなく、高速で質の高い下書きを作るための道具として活用しましょう。
AIライティングツールを使わずに、まずはChatGPTなどの生成AIツールで自分で試してみたい方はこちら。
参考:生成AIを使ったブログ記事作成の8ステップと実践プロンプト
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【初心者でも迷わない】生成AIを使ったブログ記事作成の8ステップと実践プロンプト
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