疑問
AFFINGER6(ACTION)を購入しようと思っているけど何ができてる?できないことは?
2021年7月1日からAFFINGER6(ACTION)の販売がスタートしました。これに伴い旧テーマ(AFFINGER5/WING)の販売は終了となっています。
AFFINGER6は、AFFINGER5の機能を継承しつつWordPressの新しいブロックエディタ「Gutenberg(グーテンベルク)」に対応したテーマです。
AFFINGER6では何ができて、何ができないのかを紹介します。
AFFINGER6(本体)でできること
AFFINGER6(本体)でできることをピックアップして紹介します。
AFFINGER6(ACTION)でできること
- ページ内の装飾(メモ・会話風・吹き出しなど)
- スライドショー表示(カテゴリー)
- おすすめ記事作成(任意の記事)
- 関連記事表示
- ブログカード
- パンくず機能
- SNSシェアボタン設定
- Googleアナリティクス設定
- Facebook・ツイッター設定
- title・description設定
- AMP設定
- 複数サイトで使用可
ページ内の装飾(メモ・会話風・吹き出しなど)
ページ内の装飾はAFFINGER5とほぼ同じものが使えます。
いろいろなメモ書き風や吹き出しを使ったテキスト装飾や、交互に会話している風のテキスト表示も健在です。
また、きらりと光るボタンなども簡単に投稿ページに追加できます。
スライドショー表示(カテゴリー)
カテゴリーの内容をスライドショーで表示することができます。
表示したい記事の件数のみ指定できます(任意の記事は指定できません)。
おすすめ記事作成(任意の記事)
任意の記事一覧をランキング形式で表示できます。
サイドバー、投稿記事の下など、表示場所をリストから選択できますが、ショートコードで任意の場所に表示することもできます。
関連記事表示
関連記事をプラグインなしで表示できます(非表示を選択することも可能)。
関連記事に表示する記事件数は指定できますが、任意の記事は指定できません。
ブログカード
ショートコードを使って、自分のサイト内リンクをブログカードにできます。
パンくず機能
パンくず機能はデフォルトでついています。プラグインは不要です。
SNSシェアボタン設定
下記のSNSシェアボタンを選んで表示できます。
SNSシェアボタン
- はてなブックマーク
- LINE
また、表示する位置も投稿ページ上や下などを選ぶことができます。
Googleアナリティクス設定
Googleアナリティクス ユニバーサル、Googleアナリティクス4のどちらにも対応しています。
ただし、設定できるのはどちらか一つです。両方設定したい場合は、PHPファイルを修正して自分で設定が必要になります。
Facebook・ツイッター設定
Facebookやツイッターの設定ができます。
また、ツイッターで記事を共有した時に、記事内容を画像付きで表示させる「ツイッターカード」の設定もできます。
title・description設定
AFFINGER6本体でtitleやdescriptionの設定ができます。
Facebook・ツイッターカード・Googleアナリティクス・title・descriptionの設定がAFFINGER6本体のみで全てできます。
All in One SEOやYoast SEOなどのSEOプラグインは基本的に必要ありませんが、Google検索Bot用のサイトマップがないので、プラグインが必要です(後述)。
AMP設定
Googleモバイル検索用にAMP対応ができます。チェックを入れるだけで全ページ対応可能ですが、記事毎に個別に対応もできます。
ただし、AMP開発自体は終了となっています(後述)。
複数サイトで使用可
AFFINGER6テーマは、購入ユーザー自身の所有するサイト(個人単位)であれば、複数で使用可能です。
ただし、サイト制作代行や管理代行などの場合は、サイトを保有しているオーナー毎にテーマの購入が必要になります。
AFFINGER6でできないこと
AFFINGER6本体のみではできない機能を紹介します。
本体のみではできませんが、AFFINGER6EXであれば可能な機能もあります。
AFFINGER5でできないこと
- 目次機能はついていない
- スライドショーで任意の記事・タグは使えない
- 記事一覧をカードデザインにできない
- 関連記事を自分で指定できない
- 外部URLはブログカードにできない
- サイトマップXMLはついていない
- 画像読込遅延機能(LazyLoad)はない
目次機能はついていない
目次はデフォルトではついていないので、プラグインが必要です。
無料のプラグインであれば「Table of Contents Plus」が使えます。
スライドショーで任意の記事・タグは使えない
スライドショー表示は、AFFINGER6本体でも利用できますが、任意の記事を好きな順番で表示することはできません。
同じく、タグで絞り込んた記事をスライドショーで表示したい場合もAFFINGER6本体のみではできません。
※スライドショーで「任意の記事」「タグ」を使いたい場合は、AFFINGER6EXでできます。
記事一覧をカードデザインにできない
AFFINGER6本体のみでは、カードデザインが使えません。基本的にリストデザインになります。
メモ
トップページ、アーカイブページ、関連記事をカードデザインにしたい場合は、AFFINGER6EXか専用子テーマ「JET2」が必要です。
JET2は、カードデザインに広告を紛れ込ますことができます。
関連記事を自分で指定できない
関連記事は管理画面で設定した記事数をランダムで表示するため、自分で記事を指定することはできません。
AFFINGER6EXでも、同様に自分で記事をピックアップして表示することは機能的はありません。
かわりに「もっと読む」ボタンをクリックして、新着順で無限(記事がある限り)に読み込む非同期読み込み機能があります。
外部URLはブログカードにできない
AFFINGER6で自分のサイト以外のURLを記事内に貼り付けても、ブログカード形式の表示にはならず、URLがそのまま表示されてしまいます。
AFFINGER6用プラグイン「ブログカード外部URL対応プラグイン」を購入して使うか、無料のプラグイン(Pz-LinkCard)が使えます。
サイトマップXMLはついていない
Googleアナリティクスやtitle・descriptionタグはAFFINGER6のみでも可能ですが、Google検索Bot用のサイトマップXML設定はありません(AFFINGER6EXにもありません)。
無料のプラグイン「XML Sitemaps」を使って設定できます。
画像読込遅延機能(LazyLoad)はない
AFFINGER6にも画像読込遅延機能(LazyLoad)はありません。
ワードプレス本体にLazyloadのHTMLタグが追加されているのですが、Safariブラウザがまだこのタグに未対応のため、プラグインなどを使った対応が必要です。
AFFINGER6専用プラグイン「LazyLoad(遅延読込)」がありますが、無料で使えるプラグインもあります(Smushなど)。
メモ
画像読込遅延とは、画像をたくさん使っているページで、画面で表示している範囲以外の画像読み込みを行わない(遅延させる)ことでページの表示速度をアップさせる技術のことです。
今さら聞けないAFFINGER56の商品の違い
AFFINGER6には、3つの商品タイプがあります。
3つの商品タイプ
- AFFINGER6(本体)
- AFFINGER6EX
- ACTION PACK3
AFFINGER6(本体)
AFFINGER6(本体)は、言葉のとおりテーマのみのバージョンです。
子テーマは付いています。
AFFINGER6EX
AFFINGER6EXは、AFFINGER6購入ユーザーのみがアップデートできるいろいろな機能が追加された特別版テーマです。
AFFINGER6(本体)と比較すると20以上の特別機能が搭載されています(2021年7月現在)。
AFFINGER6EXで使える機能として公開されているのは下記の機能です。
AFFINGER6EXで追加されている機能
- 任意記事のスライドショー
- タグのスライドショー
- カードデザイン
- LP用の1絡むワイドデザイン設定
- 見出し前広告を「2種類」設定可能
- カードデザインパターンを選べる
- カウントダウン機能
- 年月を自動更新できるショートコード
AFFINGER6EXでの販売はないので、AFFINGER6(本体)を購入した後にアップグレードを購入するか、AFFINGER6 ACTION PACK3を購入するしかありません。
AFFINGER6 ACTION PACK3
ACTION PACK3は、AFFINGER6EXに専用プラグインがセットになったパックです。
ACTION PACK3に追加されているプラグイン
- AFFINGERタグ管理マネージャー4
- ABテストプラグイン
後からプラグインを別々に購入するよりもセットで購入した方が安くなります。
AFFINGER6EX(ACTION PACK3)の購入はこちら
AFFINGER5と6の違い
AFFINGER5と6で、ページ装飾などに大きな違いはありませんが、追加された機能や削除された機能があります。
主な追加された機能・削除された機能
- Gutenberg(グーテンベルク)対応
- タブ式 カテゴリ一覧
- その他の修正
- ファビコン設定機能削除
- AMP開発終了
Gutenberg対応
AFFINGER6(ACTION)とAFFINGER5(WING)の最も大きな違いは、ブロックエディタのGutenberg(グーテンベルク)の対応です。
AFFINGER5はクラシックエディタを利用して、記事を作成するテーマでしたが、AFFINGER6はGutenberg(グーテンベルク)に対応し、マイブロックや再利用ブロックなどのブロックを使うことができます。
クラシックエディタになれていた人にとっては、ややとっつきにくいエディタかもしれませんが、HTMLタグなどを表示せずに編集できるので作業がしやすくなります。
タブ式カテゴリ一覧
タブで切り替えることができるカテゴリー一覧をトップページに表示できます(最大4カテゴリー)。
その他の修正
その他、「再利用ブロック用メニューの追加」や「PREV / NEXTリンクをサムネイル画像付きに変更」など、細かい修正があります。
ファビコン設定機能削除
AFFINGER5では、AFFINGER5管理からファビコンを設定できましたが、WordPressの基本機能を使って設定が可能なため、AFFINGER管理画面からファビコン設定機能が削除されました。
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AFFINGER6でfavicon(ファビコン)を設定する方法
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AMP開発終了
5G通信環境の普及により通信が高速になり、さらにAMPとGutenbergの併用が難しいのもあいまって、AFFINGER6ではAMP開発は中止となっています。
すでに実装されているAMP機能はそのまま使えます。
【まとめ】AFFINGER6でできること・できないこと
AFFINGER6(本体)のみでもいろいろな機能があるので、十分魅力的なサイトを作成できます。
どうしても記事一覧などをカードデザインにしたい場合は、EX版を購入すればデザイン変更が可能です。
メモ
AFFINGER6でClassic Editor(クラシックエディタ)を使って記事編集することもできます。
下記の記事でAFFINGER6を実際に使ってみた感想や導入方法を紹介しているので参考にしてください。
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